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野鳥の「ウ科」です

2024年09月13日 | 野鳥

ウ科(鵜科、ウか、Phalacrocoracidae)は、カツオドリ目に分類される。

漢字の「鵜」(テイ)は元々中国ではペリカンを意味し、「う」は国訓である。ウを意味する本来の漢字は「鸕」である。

アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、ニュージーランドに分布。

主に温帯域や熱帯域の河川や湖沼、海岸などに生息するが、ヒメウのような寒帯にも分布する種もいる。

ほとんどの種は飛翔できるが、ガラパゴスコバネウは翼が退化しており飛ぶことはできない。

喉の皮膚は袋状に伸びるが、あまり発達はしない。喉の袋には毛細血管が集まっており、膨らませて震わせることで外気に冷やされ、体温を下げることができる。この袋は獲物を飲みこむ際に向きを変えて飲みやすくするのにも役立つと考えられている。全身の筋肉には血管が密に走り、比較的大量の血液が流れる。そのため酸素を大量に摂り入れることができ、長時間の潜水に適応している。脂肪は少ない。後肢は胴体後方にあり、近接する。そのため陸上ではうまく歩行することができないが、体と比較して大腿部の筋肉が発達し水中では大きな推進力を得ることができる。4本全ての趾の間には水かきが発達する(全蹼足)。

全長45 -101センチメートル。羽色は黒や黒褐色、緑色の光沢がある褐色などの種が多いが、下面が白い種もいる。

 

多くの群れで飛ぶことも多い

羽毛は浸水しやすい構造になっており、素早く潜水することができる。翼は小型で幅が広い。水中では翼が小型のため、水の抵抗が少なく泳ぐのに適している。

 

嘴は長くて上嘴の先が鉤状に尖り、側面に鋸状の突起がある。これにより咥えた獲物が逃げにくくなっている。

頭骨の基部に独特な形状の骨があり、これにより上下の嘴を別々に素早く動かすことができる。

人間が考える以上のエサを飲む込むことも珍しくない

 



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