【MTG】プレインズウォーカーの導き

元祖トレーディングカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」を堪能するブログです。目指せプレインズウォーカー!!

【カード考察】策略の龍、アルカデス (さくりゃくのりゅうあるかです)

2019-03-08 08:20:05 | カードゲーム

さて、今回のカード考察はこちら!

 

策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategist (さくりゃくのりゅうあるかです)

 

(1)(緑)(白)(青)

伝説のクリーチャー — エルダー(Elder)・ドラゴン(Dragon)

飛行、警戒

防衛を持つクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。

あなたがコントロールしていて防衛を持つ各クリーチャーはそれぞれ、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振り、防衛を持たないかのように攻撃できる。

3/5

 

まずストーリー的なところから見ていくと、基本セット2019においては、エルダードラゴンのサイクルとして登場しています。

 

2019はマジック界におけるゴッド・ファーザーこと「ニコル・ボーラス」の出自に関わるストーリーが中心なのかと勝手に推測していますが、そんな覇権争いに参加したドラゴンの一体が、アルカデスなんでしょうか。

 

ちなみに、同じ名前のエルダー・ドラゴンが過去のエキスパンションにも収録されていました。

 

アルカデス・サボス/Arcades Sabboth 

 

 (2)(緑)(緑)(白)(白)(青)(青)


伝説のクリーチャー — エルダー(Elder)・ドラゴン(Dragon)

飛行

あなたのアップキープの開始時に、あなたが(緑)(白)(青)を支払わないかぎり、アルカデス・サボスを生け贄に捧げる。

あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーは、それが攻撃していないかぎり+0/+2の修整を受ける。

(白):アルカデス・サボスはターン終了時まで+0/+1の修整を受ける。

7/7

 

ビジュアル的には今回のアルカデスとは異なるようですので、おそらく兄弟なのではないかなと思います。

ちなみにエルダードラゴンたちは、通称の名前とは別に下の二つ名を持っているそうです。それを知っているのは本人か近しい間柄のみだとか。

 

かのニコル・ボーラスについては、双子であるウギンと名前が折半されたらしく、下の二つ名である「ボーラス」は自分で付けたらしいです。なんだか納得の背景。

 

 

ではカードの性能、テクニカル面を考察していきたと思います。

 

まず基本スペックである、4マナ3/5で飛行と警戒は文句なしのハイスペックです。特にタフネスが火力の射程範囲である4を超えているのがグッド。

色の拘束がきつめですが、多色環境なのでそこまでの制約にはならないでしょう。

 

さて肝心の防衛持ちに対する好待遇能力を見ていきます。

 

1つ目は防衛持ちにキャントリップを付与するドロー能力

2つ目は「厳戒態勢」を内包した能力。

 

厳戒態勢

 

High Alert / 厳戒態勢

(1)(白)(青)

エンチャント

あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。
あなたがコントロールしているクリーチャーは、それが防衛を持たないかのように攻撃できる。
(2)(白)(青):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。

 

防衛と言えば壁クリーチャーですが、果たして現環境において「壁」はどのくらいいるのでしょうか?

アルカデスのカラーに合わせて調べた結果は以下の通りです。

 

 

悠久の壁/Amaranthine Wall  (4)


アーティファクト・クリーチャー ― 壁(Wall) DOM, アンコモン
防衛

(2):ターン終了時まで、悠久の壁は破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)

0/6

 


煌めく障壁/Gleaming Barrier  (2)

アーティファクト・クリーチャー ― 壁(Wall) RIX, コモン
防衛

煌めく障壁が死亡したとき、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の宝物(Treasure)アーティファクト・トークンを1つ生成する。

0/4

 


落とし格子の蔦/Portcullis Vine  (緑)

クリーチャー ― 植物(Plant)・壁(Wall) GRN, コモン
防衛

(2),(T),防衛を持つクリーチャー1体を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

0/3

 


怪しげな書架/Suspicious Bookcase  (2)

アーティファクト・クリーチャー ― 壁(Wall) M19, アンコモン
防衛(このクリーチャーでは攻撃できない。)

(3),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。

0/4

 


迷える思考の壁/Wall of Lost Thoughts  (1)(青)

クリーチャー ― 壁(Wall) RNA, アンコモン
防衛

迷える思考の壁が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置く。

0/4

 


霧の壁/Wall of Mist  (1)(青)

クリーチャー ― 壁(Wall) GRN, コモン
防衛

0/5

 


蔦の壁/Wall of Vines  (緑)

クリーチャー ― 植物(Plant)・壁(Wall) M19, コモン
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)

到達(このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)

0/3

 

とまぁこんな感じです。

ほかにも防衛持ちのクリーチャーもいますので、そういったものも合わせると、デッキ構築するには十分な種類になると思います。

 

ただし、完全にキーカードに頼ったデッキになるので、アルカデスや厳戒態勢がなくなれば何もできない紙束デッキになります。

構築においては、うまくドローする方法や盤面に残すための自衛措置などについても考慮しなくてはいけません。

 

今のところアルカデスに遭遇したことはあるのですが、壁にやられたことはないので、遭遇する機会があれば、その強さを検分したいと思います。

個人的にはライブラリーアウトなどのデッキとは相性がいいのでは?と思っています。