さて、可能な限りわたしのプレイ状況も記事にし、特に初心者や中級者のための情報源にしていきたいと思います。
基本的にわたしは課金していませんので、初期デッキを改良しつつのプレイです。
課金するガチ勢の方が読んでも面白くはないと思いますので悪しからず。
ということで今回使ったデッキは、公式からもらえる赤緑のデッキ「赤緑恐竜」です!
赤緑恐竜のラインナップはこちらをご参照ください。
赤緑恐竜の基本戦術
基本的な戦術は、マナソースを盤面に展開しながら、恐竜を出しまっくて殴る蹴るの暴行を加えて勝つ!といういたってシンプルなデッキ。
あまり戦略的な攻防戦向けではないんですが、加速し始めると地味にエグイ。
代わりに、赤緑にありがちな「手札があばばば」にも良く陥るので、そういったところは優良カードに置き換えていく必要があります。
今回は何もいじらずにプレイ。
対戦相手は「赤黒ラクドス」です。
赤黒ラクドスのメカニズム
メカニズムは、「組み直しの骸骨」や小粒クリーチャーを盤面に出しながら、「間に合わせの砲弾」と「墓地解放」の組み合わせで自軍を増強しながらの砲撃、という仕組み。
ついでに相手のクリーチャーを奪取する反逆系カードも入っているようでした。
おそらく対処できないファッティなどが出たら奪取からのサクりということなのでしょう。抜け目のない感じです。
組み直しの骸骨 (1)(黒)
クリーチャー — スケルトン(Skeleton) 戦士(Warrior)
(1)(黒):あなたの墓地から組み直しの骸骨をタップ状態で戦場に戻す。
1/1
間に合わせの砲弾 (1)(赤)
エンチャント
(1),アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。間に合わせの砲弾はそれに1点のダメージを与える。
墓地解放 (3)(黒)(黒)
エンチャント
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
対戦状況
最初の手札
さて、最初の手札はまぁまぁな感じでした。
とりあえず「稲妻の一撃」が打てるのと、土地があと1枚引ければ結構動けますのでそのまま続行。
序盤
ちょっと見えにくいですが、ジュディスの陰に見えるカードが「間に合わせの砲弾」です。
いよいよジュディスが出てくるとダメージレースで負けてしまうので、ここは「ショック」で焼き殺します。
ただし、ジュディス自身もサクられて飛んできますね・・・
というか相手の引きがすごくいい・・・
中盤
そしていよいよ出てきた「墓地解放」。
ここでこれを展開されたら非常に厳しい。
なんせ中盤からは土地しかこない「手札あばばば」状態に突入していました・・・
相手はすでに「組み直しの骸骨」を2枚も引いてました。
終盤
最後は「反逆の行動」で我が子を奪われてのフィニッシュでした。
反省会
引きが悪かったとはいえ、なかなかシナジーが強烈なデッキでしたね。
特に「間に合わせの砲弾」「墓地解放」「組み直しの骸骨」の組み合わせは邪悪そのものですね。
さて、この「赤黒ラクドス」の弱点はなにか?
まずは「戦術的弱点」としてはこんな感じ。
1.呪禁持ち→砲弾の対象や反逆系のカードで奪取できないので、チャンプブロックでしのぐしかなくなります。
2.エンチャント破壊→間に合わせの砲弾でキーカードだったので、これを破壊されるだけでも大きくテンポを崩します。
3.追放系→組み直しの骸骨など再利用を封じられると機能不全を起こしますね。赤黒はエンチャント破壊がないので。
4.墓地封印→これも組み直しの骸骨対策ですね。
続いて「戦略的弱点」としてはこんな感じ
1.アグロで力押し→盤面をそろえる前に自軍が全滅
2.ビートダウンで力押し→同じく盤面がそろうまえに押し切られる
コントロールは相性悪そうですね。パーミッションしても復活するしバウンスやタップしてもサクってくるので。
ということで、フリーマッチ戦で勝ち点を伸ばしたいなら、こんなところを採用してもよろしいのではないでしょうか。
「エンチャント破壊内蔵クリーチャー」の採用
再利用の賢者 (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
再利用の賢者が戦場に出たとき、アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。
2/1
打ち壊すブロントドン (1)(緑)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
(1),打ち壊すブロントドンを生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
3/4
相手がエンチャントを採用しているのかも不明ですし、恐竜デッキとなればやはり後者でしょうか。タフネス偏重なのも頼もしい。
「墓地対策機能内蔵クリーチャー」の採用
貪る死肉あさり (2)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
貪る死肉あさりが戦場に出るか攻撃するたび、墓地からカード1枚を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。これによりクリーチャー・カードが追放されたなら、あなたは2点のライフを得る。これによりクリーチャーでないカードが追放されたなら、ターン終了時まで、貪る死肉あさりは+1/+1の修整を受ける。
3/2
沈黙の墓石 (1)
アーティファクト
墓地にあるカードは呪文や能力の対象にならない。
(4),(T):沈黙の墓石と、すべての墓地からカードをすべて追放する。カードを1枚引く。
歩哨のトーテム像 (1)
アーティファクト
歩哨のトーテム像が戦場に出たとき、占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
(T),歩哨のトーテム像を追放する:墓地すべてからカードをすべて追放する。
こちらもやはり恐竜デッキとなると「貪る死肉あさり」が良いでしょうねー。レアなんですけど。
フリーマッチは1戦しかないので、最初からサイドボードに採用するカードも入れておかないと対処できない場合があります。
まぁ「相手が悪かった」とすんなり諦められるのであればそれもまた良し。
改良の一案としてご参考になればこれ幸いでございます。