世間がクリスマスムード一色のなか、23日から25日の三日間、仏具のおみがきをしました。
阿弥陀さまを避難させて(ご遷座)、
仏具を分解して、全て降ろします。
埃などを掃除してからおみがきです。
漆部分のお掃除。
※撮影者なので写ってませんが、住職もちゃんと掃除しています。(^^;)
一昨年に解説用にたくさん撮影していたので、今回は撮影を忘れていました。あまり撮っていません。
気になる方は以前のブログをご覧ください。
ちなみに、おみがきをする箇所は3つに分けてお掃除します。
①漆
②金属、金具
③金箔 (専門の薬品をつければ金箔であっても洗えます)
それぞれ専用の薬液を使います。
一般家庭のお仏壇(金仏壇)では、埃を落とし、漆部分の掃除までが基本になります。漆もどうしてもくすみが出るので漆磨きが有効です。(よかったら相談してください)
特に金箔は絶対に触らないようにしてください。
唐木のお仏壇であれば、けっこうしっかり掃除できると思います。柔らかい布でお掃除してください。(お仏壇クリーナーなるものも市販されています)
細かい仏具も、輪灯と呼ばれる金属製の仏具などもすべて終わったので仏具を元通りに戻していきます。
すっかり綺麗になりました。
先日のお煤払いに引き続き、これで本堂の大掃除は完了です。
おかげさまで新年を清々しく迎えられそうです。
今年もあとわずかとなりました。
今年も一年、本当にお世話になりました。
年の瀬に「年末ジャンボ宝くじが当たりますように」と願って手を合わせるのも結構ですが、おかげさまの中で助けられ、支えられながら生かされている私に目を向けながら、感謝の両手を合わせて新年をお迎えください☆(^^)
南無阿弥陀仏