仕事を終えて帰宅して、夕飯を作り終わった時に、携帯電話が鳴りました。
自宅には息子がいたので、旦那か娘かな?と思って携帯の画面を見ると、兄の携帯電話からの受信でした。
兄は、わたしより5つ上で、幼稚園のときはよく遊んでくれてたかなぁ、と記憶がありました。小学校に進学すると、兄も中学に進学したことで、すれ違いが多くなり、距離感を感じられるようになりました。
わたしが成人式を迎えたとき、兄が車で会場まで送り迎えしてくれましたが、まともに腹割って会話したのはそれが最後。
兄は、同じ県内に住んでいますが、わたしや両親より離れて暮らしているので、あまり顔を合わせることはありませんでした。
兄がもともと無口のほうでしたから、なんか事務的な会話で、コミュニケーションがきちんとできてんのかなぁ、と妹のわたし自身でさえ思ってしまうほど、関係が薄れてた感じでした。
そんな兄から、電話をしてきたので、「なんかあったかな」と思って電話に出ました。
兄「千恵か?オレだ、元気か?」
わたし「オレだ、なんていうと、オレオレ詐欺だと思われるわ(笑)」
兄「再来週の日曜、法事があるんだよね?おまえも来るだろう?場所、知ってるか?」
わたし「うん。◯◯寺でしょ?」
兄「◯◯さん(わたしの旦那)も来るかな?」
わたし「旦那は行かない。子どもたちも、行かないみたいだから、わたしだけ行くことになると思う」
兄「オレも、嫁がその日ほかの用事で出られないから、ひとりでいくつもりだけど。・・・車で行くが、乗せてってやろうか?」
わたし「は?乗せてってくれるの?」
兄「あそこの寺は、駐車場が狭いし。父さんたちは近いから、歩いてくるようだけど。2台でくるより、2人1台で行ったほうがいいかな、と思って」
わたし「うーん、じゃ、お願いするわ」
兄「じゃ、◯時に千恵ん家前に行くから、待っててくれよ」
法事は、実家の近くのお寺さんで行われることになってます。祖父母の23回忌ですが、今回は旦那が仕事の用事が入るかもしれないから、娘はバイト、息子は進学の勉強ということで、わたしだけ出ることになってます。
今までの法事は、両親、兄がバラバラと来てましたが、今回は兄から「いっしょに行かないか」と誘われました。
珍しい。。。
ひとりでくるのが、心細かったのかな。
ビックリしたのは、最後に兄から聞かされた、次の言葉でした。
「親がトシだから、次回からの法事はオレが仕切るかもしれない。おまえとは、長く話してなかったから、たまには車の中でゆっくり話したいな、と思ってな。困ったことがあったら、なんでも言ってくれよな」
兄は、自分に子どもが社会人になったから、気持ちに余裕が出てきたのでしょうか。あるいは、自分が親に代わる自覚が出てきたのでしょうか。50を過ぎたから、かな。
それはまぁ殊勝なことですが。
なによりも、困ったことがあったら、なんでも言ってくれよな、などと言ってくれるなんて、思ってもいませんでした。
血が繋がった兄妹なのに、瞬間、ドキっときた嬉しさ。
祖父母の導きかな?(笑)
いまのところは、相談するようなことはないですが、法事の日は、久しぶりに兄と楽しく会話してみようかな、と思います。
自宅には息子がいたので、旦那か娘かな?と思って携帯の画面を見ると、兄の携帯電話からの受信でした。
兄は、わたしより5つ上で、幼稚園のときはよく遊んでくれてたかなぁ、と記憶がありました。小学校に進学すると、兄も中学に進学したことで、すれ違いが多くなり、距離感を感じられるようになりました。
わたしが成人式を迎えたとき、兄が車で会場まで送り迎えしてくれましたが、まともに腹割って会話したのはそれが最後。
兄は、同じ県内に住んでいますが、わたしや両親より離れて暮らしているので、あまり顔を合わせることはありませんでした。
兄がもともと無口のほうでしたから、なんか事務的な会話で、コミュニケーションがきちんとできてんのかなぁ、と妹のわたし自身でさえ思ってしまうほど、関係が薄れてた感じでした。
そんな兄から、電話をしてきたので、「なんかあったかな」と思って電話に出ました。
兄「千恵か?オレだ、元気か?」
わたし「オレだ、なんていうと、オレオレ詐欺だと思われるわ(笑)」
兄「再来週の日曜、法事があるんだよね?おまえも来るだろう?場所、知ってるか?」
わたし「うん。◯◯寺でしょ?」
兄「◯◯さん(わたしの旦那)も来るかな?」
わたし「旦那は行かない。子どもたちも、行かないみたいだから、わたしだけ行くことになると思う」
兄「オレも、嫁がその日ほかの用事で出られないから、ひとりでいくつもりだけど。・・・車で行くが、乗せてってやろうか?」
わたし「は?乗せてってくれるの?」
兄「あそこの寺は、駐車場が狭いし。父さんたちは近いから、歩いてくるようだけど。2台でくるより、2人1台で行ったほうがいいかな、と思って」
わたし「うーん、じゃ、お願いするわ」
兄「じゃ、◯時に千恵ん家前に行くから、待っててくれよ」
法事は、実家の近くのお寺さんで行われることになってます。祖父母の23回忌ですが、今回は旦那が仕事の用事が入るかもしれないから、娘はバイト、息子は進学の勉強ということで、わたしだけ出ることになってます。
今までの法事は、両親、兄がバラバラと来てましたが、今回は兄から「いっしょに行かないか」と誘われました。
珍しい。。。
ひとりでくるのが、心細かったのかな。
ビックリしたのは、最後に兄から聞かされた、次の言葉でした。
「親がトシだから、次回からの法事はオレが仕切るかもしれない。おまえとは、長く話してなかったから、たまには車の中でゆっくり話したいな、と思ってな。困ったことがあったら、なんでも言ってくれよな」
兄は、自分に子どもが社会人になったから、気持ちに余裕が出てきたのでしょうか。あるいは、自分が親に代わる自覚が出てきたのでしょうか。50を過ぎたから、かな。
それはまぁ殊勝なことですが。
なによりも、困ったことがあったら、なんでも言ってくれよな、などと言ってくれるなんて、思ってもいませんでした。
血が繋がった兄妹なのに、瞬間、ドキっときた嬉しさ。
祖父母の導きかな?(笑)
いまのところは、相談するようなことはないですが、法事の日は、久しぶりに兄と楽しく会話してみようかな、と思います。
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