『イカロスの翼』の話の教訓は何か?という話を読んだので、ちょっと書いてみる。
よく言われるのは(親の)忠告には従うべきとか、自分を過信した傲慢さとかだろう。
それにしてはイカロスというキャラクターは愚かというよりも、もっと輝いた存在に思える。私は『イカロスの翼』の話から、地に落ちると分かっていても太陽に近づこうとすることをやめられない人の好奇心、広い意味では傲慢ともいえるかもしれないが、それよりもっと単純な“人の性質のようなもの“を感じられると思う。
もっとも幼稚園か小学校で初めてこの話を知ったときの感想は「イカロス、馬鹿だなぁ」だったけれど…