富山県主催「東南アジアと外国人対応飲食店育成事業」

2017年10月12日 | 講演会

富山県主催の「東南アジアと外国人対応飲食店育成事業」として会927日と1012日の両日に渡り、富山市の県民共生センター「サンフォルテ」で「ベジタリアン&ムスリム対応・基礎セミナー&料理教室」が行われました。

富山県観光地域振興局の中谷課長、今井班長、長崎課長補佐ら3名が出席され、開会のご挨拶があり、第1部は一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間代表による「ハラルの基礎」および、本協会の垣本代表の「ベジタリアンの基礎」の講義が行われました。

ハラルの基礎はイスラム教・ムスリムの規律に関する基本の解説および、食事対応・接客を中心とする具体的な対応方法など、状況に応じた様々な対応手法を学びながら各事業者が自社の環境に合った取り組み行うための内容や、ハラル食の国際的な情報や我が国の大学食堂への導入など、我々が取り組むべき具体的な提案を含む講義が行われました。
 ベジタリアンの基礎は紀元前のインドやギリシア、19世紀の英国近代菜食運動など、ベジタリアンの歴史や理念が話され、ビーガンからポーヨーベジタリアンまで5つに大別されるベジタリアンの分類と詳細、精進料理や玄米菜食など日本型菜食の解説、ベジタリアンやビーガンの世界的情報などの講義が行われました。
 第2部は京都料理学校の小川副校長による富山の素材を生かす和食の提案と題して、実習が行われました。参加者が実際に調理され、試食できるメニュー開発に参考になる充実した内容でした。

参加者は2日で約60人に上り、ホテル、レストラン関係だけなく、食品製造業や商社などの皆さまが熱心に講義や実習に取り組まれていました。

主に東南アジアからのインバウンド事業として、地域振興を図るべく真摯に対応されている富山県の姿勢が反映した、意義あるセミナーであったと思われます。

 

                             NPO法人日本ベジタリアン協会

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協会後援 東京ビーガングルメ祭りのご報告

2017年10月01日 | 関連イベント

さわやかな秋晴れのもと、10月1日(日)に、東京の木場公園にて今年2回目の

「東京ビーガングルメ祭り」が開催され、多数の来場者でにぎわいました。

今年の「ビーガングルメ祭り」は、東京、名古屋が年2回、京都、横浜(今年から新しく横浜でも9月に開催済)が年1回開催となっていて、全国的にますます大きな展開を見せています。

日本全国の各エリアを代表する「ビーガングルメ店」のブースには長蛇の列が並び、

改めて「ビーガングルメ」に対する関心の高さを感じることができ、

来場者の方は美味しいビーガングルメを堪能されました。

更にグルメ以外にもトータルで「ベジライフ」を楽しめるような「オーガニック・ナチュラル素材」の物販ブースや大人気イベントの「青空ヨガ」等も好評でした。

また、「日本ベジタリアンアワード2017年受賞者およびノミネータ―によるトークショー」では日本ベジタリアン協会評議員、FBベジ情報サイト「男ベジ」主宰の太田俊彦より「食が変われば運命が変わる」~ベジでさわやか人生を~

「日本ベジタリアンアワード2017大賞」を受賞されました未来食つぶつぶ創始者の大谷ゆみこ様より「日本生まれのビーガングルメ・未来食つぶつぶ」

 「日本ベジタリアンアワード2017企業賞」を受賞されましたビーガンレストラン「アインソフオーナー」白井 由紀様より「ヴィーガン専門店としてアインソフ9年の軌跡」

 「日本ベジタリアンアワード2017企業賞」を受賞されましたT’Sレストランオーナー」の下川 まさこ様より「T’Sレストランが目指すこと~食が自分の未来を作る~」

というタイトルで講演が開催されました。

 

大谷様の講演では、「7つの食習慣汚染」「未来食7つのキーフード」の著書の内容を紹介いただきながら、人間の命を本当に根っから支える食べ物の基本の事を知って欲しいというメッセ-ジ等、

白井様の講演では、9年の軌跡のお話しの中で、アインソフ立ち上げ時の不思議なエピソード、各お店のコンセプトの紹介、そして今後のヴィーガン専門店としての想い等、

下川様の講演では、自由が丘や東京駅構内に出店する際の偶然のエピソード、T’Sレストランの店名の意味、食を通じて健康の大切さを伝えて行きたいという想い等についてお話ししていただきました。

 同時に日本ベジタリアンアワードブースに設置した協会発行の各種資料にも、足を止められる方が多数いらして、興味や関心を寄せられ、沢山の方に受け取っていただきました。

 ベジタリアンという言葉が初めて使われたのは1847年9月30日。

ちょうど170年という長い歳月が流れた翌日に、日本でもこうした素晴らしいイベントが

継続して開催されていることは非常に意義深いものであり、今後ますますベジやビーガンの普及が実感できるとても有意義な1日でした。

10月22日に名古屋、11月12日に京都でビーガングルメ祭りが予定されていますが、各会場での盛り上がりが大いに楽しみです。

                              (報告:太田俊彦)

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ベジタリアン講座・埼玉ベルエポック調理師専門学校のご報告

2017年09月26日 | 講演会

9月28日 、本協会が埼玉ベルエポック調理師専門学校より依頼を受け、ベジタリアンについての授業を行いました。

 2020年のオリンピックの事もあり、様々な国の方々が日本にやってきて卒業生達が働くレストラン(ホテル)等でどのようなイレギュラーな注文にも対応できるよう、「卒業制作」のメイン料理の1つとして「ラクト・オボ・ベジタリアンの一皿を作ること」という課題が出されました。そのため、学生に向けて、ベジタリアンとは?ラクト・オボ・ベジタリアンとは?どのような国でどのような食材を使った料理なのか、といった講話を依頼されたのでした。

 授業では、ベジタリアンの定義、起源と歴史、ベジタリアンになった理由、ベジタリアンの種類、と基本的な所から菜食の食材やレシピ本などの情報源の紹介、ベジタリアンレストランとそこで出されるとお食事についてご紹介しました。

 基本的な事柄のうち、ベジタリアンの種類はビーガン、ラクト・オボ・ベジタリアンに加え、マクロビオティック、フルータリアン、ローフードについても、またフィッシュベジタリアンやポーヨーベジタリアンと言われるセミベジタリアンについてもお話しました。更に、課題のお料理の参考になるようにと思い、多くのベジタリアンの肉や魚介の代替品、和・洋・中のベジタリアン料理の数々を個人的に撮ったたくさんの写真をもってご紹介しました。

 今後、ベジタリアンのお料理をパパッと用意できるようなレストランやホテルが増えることを期待して学校を後にしました。

                                 (報告:仲本桂子)

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第4回JPVSクッキングセミナー・仙台のご報告

2017年09月25日 | 関連イベント

こんにちは!

東海林顕子と申します。

 日本ベジタリアン学会認定ベジタリアンアドバイザーで、
『未来食つぶつぶ』を伝える、”つぶつぶマザー”として活動しています。
(㈱フゥ未来生活研究所認定講師)

 この度、宮城県仙台市、日立システムズホールクッキングスタジオにて、

「第4回JPVSクッキングセミナー」の講師を務めさせていただきました。

 クッキングセミナーのテーマは、「アマランサス」という雑穀を使った料理。

アマランサスは、栄養価が高く、最近注目されている雑穀のひとつです。

 「アマランサス」は真っ赤なケイトウの様なきれいな花を咲かせます。

その花言葉は・・・「不老不死」「不死身」!!花言葉からもそのパワフルさが伺えますね。

 そんなアマランサスは、美味しく炊けると・・・”無着色高級たらこ”に大変身!するんです。

雑穀料理というと、「難しそう」、「手間がかかりそう」というイメージもありますが、実はコツさえつかめば、とってもカンタン♪

 さらに、ちょっと手を加えるだけで、レシピのバリエーションがいくつにも広がります。

クッキングセミナーでは、私が「アマランサス」をふっくらツヤツヤに炊くコツと、炊いた「アマランサス」を海鮮丼とタラモサラダ風の2品の展開術をデモンストレーションした後に、3つのチームに分かれて、実習していただきました。

あまりのカンタンさに、皆さんビックリ!!
(お子様でもできちゃうカンタンさ)

そして試食タイムでは、
みなさん、一口食べて、あまりの美味しさに、目がパッチリ!
「おいし〜!」「ほんとにたらこみたい〜!」とあちらこちらから、歓声が上がっていました。

 参加者のみなさんの笑顔が溢れ、とても幸せな時間となりました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

                                                                (報告:日本ベジタリアン協会事務局)

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大阪ミニベジ集会の報告@大阪堺東VEGAN BURG KITCHEN

2017年09月10日 | ミニベジ

 

9月10日(日)大阪の南海堺東駅近くのVEGAN BURG KITCHENで、大阪ミニベジ集会を開催させていただきました。

開催場所のお店は、本協会認定レストランであるパプリカ食堂ビーガン四ツ橋店の姉妹店で、今年OPENしたばかりのオーガニック野菜使用の植物性100%のビ-ガンバ-ガ-を中心としたお店です 。

参加者は9名でした。簡単な自己紹介を1人ずつしていただきました。その中で、住所が近い人などもおられて、最初から“びっくり”のようなことで活気づきよかったです。

それとタイミングよく、橋本協会事務局長から多数の印刷物やチラシなど配布していただき、協会の関わるイベントの紹介などをさせていただきました。食事については各自お気にいりのビ-ガンバ-ガ-などを注文していただき、楽しみました。またいろいろなお話で盛り上がりました。

すごくいい感じになってしまい、終了は、予定の14:30を大幅にオ-バ-してしまい、15:00過ぎになってしまいましたが、最後は、皆で店主の中井さんも一緒に入っていただいて写真撮影をお店の前でさせていただきました。

その後改めて 、複数の人から「今日は、楽しかったです。ありがとうございました。」などのメッセ-ジ、うれしい報告もいただきました。

お店の料理や雰囲気もよかったですが、個性的な参加者の方々にこのミニベジ集会を盛り上げていただきました。今後もまたこのような機会を提供できればと強く思わせていただきました。

                           (報告:関目実)

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第3回JPVSクッキングセミナー報告(2017年8月21日)

2017年08月21日 | 関連イベント

東京都新宿区の「未来食カフェレストランTUBUTUBU」2階のクッキングスタジオで、本協会主催「第3回JPVSベジクッキングセミナー」を行いました。

 クッキング講師は、未来食カフェレストラン総シェフで日本ベジタリアン学会認定アドヴァイザーの郷田未来さんに務めていただきました。

郷田未来さんは日本ベジタリアン学会理事・大谷ゆみこ先生の次男で、15 才からつぶつぶ料理教室を開始。また、2年半に渡り、中尾ミエさんのプライベート講師も務めておられました。

 今回は、「雑穀・もちアワでつくるチーズなしピッツア!」で、講師による、もちアワチーズ(風)づくりなどのクッキングデモと、参加者全員での無発酵ピザ生地づくりやピザ具材の盛り付けなどを行いました。

ピザは2種類、トマト味噌ソースとバジルのもちアワチーズピザ、もう1種類はひじきマリネにトマトを盛りつけたものでした。

 講師の郷田さんから、もちアワのルーツや炊き方などの解説があり、とてもわかりやすく、料理に対するこだわりが感じられました。また、牛乳と雑穀のカルシウム量の比較など、ビーガン食の健康へのこだわりが随所に感じられました。

 2種類のピザの試食を行いましたが、トマト味噌ソースとバジルのもちアワチーズピザは本場イタリアンピザの味、ひじきマリネにトマトを盛りつけピザは和風で今までにないような味でした。どちらも、粘り気があり爽やかなもちアワチーズが生かされた逸品でした。とてもおいしく、皆でいただきました。

 「日本ベジタリアンアワード2017大賞」を受賞された大谷ゆみこ先生が創造された雑穀菜食は世界に誇れるビーガン食です。本協会は、多くの方々に自宅でビーガン食を実践して頂く一助として、このようなクッキングデモを全国で展開して行きます。

 今回は開催日が月曜でしたので、多くの会員の方から土、日開催のご要望がありました。東京での次回開催は曜日を考慮して実施したいと思います。

本日お越しいただきました方々に心より感謝いたします。

 最後に、本日の講師・郷田未来さん、多大なご協力を頂いたフゥ未来生活研究所に、お礼申し上げます。

 (報告:垣本 充)

 

                            NPO法人日本ベジタリアン協会

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研究会「菜食と禅」 (大阪市:大阪ボランティア協会) のご報告

2017年07月30日 | 講演会

7月30日(日)に、大阪市内にあります大阪ボランティア協会にて、本協会主催の「菜食と禅」と題した研究会を行いました。講師は、本協会の副代表でもあり、日本ベジタリアン学会の会長の高井明徳先生をお招きして講座を行いました。高井明徳先生は、現在、曹洞宗の禅徳寺の住職を務める傍ら、理学博士の学位を活かし大阪信愛女学院短期大学看護学科の教授として教鞭をとられています。曹洞宗大本山永平寺で修行された経験があり、今回の研究会では、禅宗の歴史や価値観、菜食の食事の詳しいお話などを聞くことができました。

 禅宗に限らず、仏教では、精進に重きを置いていると思いますが、禅宗の精進の考え方なども詳しく聞くことができ、なぜ精進料理が菜食であるのか、といった事を歴史的背景なども含めてお話しいただきました。

 永平寺での修行の際の精進食を、写真と共にご紹介頂きましたが、綺麗な器に盛り受けされており、質素ではありますが、とても上品でおいしそうだと思いました。そして、食をありがたく頂くことや、目の前の食事を提供されるに至るまで、どれだけの人たちの苦労と努力があったのかということを考えながら頂くことの大切さを改めて感じました。

 禅宗の考え方や精進料理の食事のあり方や考え方は、ベジタリアニズムにとても深く関係しており、今回の講座でのお話は、単に精進料理や菜食に関するものだけではなく、禅宗の根本的な価値観や考え方、そして、不殺生戒などから来る菜食の食事の考え方などは、とても深く心に浸み込んできたように思います。

 今後も、ベジタリアン学会の専門家を招いて研究会を東京などでも開催したいと考えています。

 研究会にお越しいただいた方々、そして、講師を務めていただきました高井明徳先生に深く感謝いたします。

 (報告:橋本 晃一)


7月6日 大阪市環境学習講座(福島区コミュニティーセンター)のご報告

2017年07月06日 | 講演会

 

大阪市環境学習講座の一環として、福島区コミュニティーセンターで福島女性会の皆さまに「菜食・健康・環境」のテーマで講演を行いました。
出席者のほとんどは主婦の方達で、総数44名、高齢者の方もたくさんいらっしゃいました。
講義の内容は、ベジタリアンの起源や理念、そして、そのタイプなどについて解説し、菜食による生活習慣病予防効果などを話しました。
環境については、バーチャルウォーターやフードマイレージなどの例を挙げ、日本型菜食が地産地消に役立つライフスタイルで環境への負荷が少なく、地球温暖化や気象変動などに応えるライフスタイルであることを解説しました。
講演を終えて質問コーナーに入りましたが、やはり関心は健康にあるようで、日常の食生活に関する質問、例えば、卵の過食はコレステロール値を上昇させるのかなど、多くの質問がありました。
1時間半の講演でしたが、アカデミックな内容にかかわらず、熱心に聞いていただいた福島女性会の皆さまに感謝いたします。
(
なお、この講座は一般社団法人あだーじょのコーディネートによるものです。)

 

(報告・垣本 充)


6月24日 ミートフリーマンデーナイト(BLUE JAM CAFE Daikanyama)のご報告

2017年06月24日 | 関連イベント

6月24日の第5回ミートフリーマンデー(MFM)ナイトは、梅雨時の蒸し暑い天気にもかかわらず70名の方々にお越しいただき、ダンスあり合唱ありの大盛会となりました。皆様、本当にありがとうございました!!



当日は、多くのビートルズ・ファンをはじめ、様々な分野からお越しの方々が、それぞれ御歓談しながら交流を楽しんだ後、MFMナイト専属バンド「OKベジー」によるビートルズ&ウイングスの生演奏で大いに盛り上がりました。そして最後に、今回初めて後援団体に加わったヒューメイン・リーグ・ジャパンのMahoさんより御挨拶を兼ねて、バタリーケージの問題点等についてお話をしていただきました。



「ドライヴマイカー」から始まった「OKベジー」のステージでは、ビートルズのほか、毎回恒例となっているウイングス・メドレーも披露され、One On One 東京公演で演奏された「ジュニアズファーム」が今回新たに加わったことで、「ポール・ロス」となっている一部のファンに喜んでいただく一コマもありました。また、93年にポールから改造リッケンバッカー・ベースに直接サインをもらったY氏もゲスト参加で「バンドオンザラン」を熱唱するなど、まさに会場はポール一色となりました。やはり、この曲にはリッケンが似合いますね。そして、6月はサージェントペパー発売50周年ということで、最後に、「サージェントペパー(リプライズ)」~(なぜか)「バックインザUSSR」のメドレーが演奏され、これに合わせ、かつてビートルズも出演した人気音楽番組「Ready Steady Go」さながらフロアでダンスが始まるなど、会場のボルテージが最高潮に高まりました。アンコールでは、まさにこの日が誕生日というゲスト・ピアニストB氏を迎えて定番の「ヘイジュード」が演奏され、会場の皆さん全員での大合唱でステージ終了。心なしか、パネルの中のポールも、こうした情景を微笑ましく見つめているようでした。


なお、今回のMFMナイトは、「Happy Birthday Paul!!」バージョンということで、会場にポールへの寄せ書きシートが置かれ、皆さん、それぞれの思いを書き込んでいらっしゃいました。このポールへの寄せ書きシートは、当日のレポートや写真とともに、ロンドンのMFM事務所(MFMUK)に送らせていただきます。MFMUKからは事前に、本イベントの盛会を祈念するメッセージをいただいていますので、きっと喜ぶことと思います。


今回のMFMナイトも、普段なかなか出会えない方々とともに、ビートルズやポールへの思い、ベジへの思い等々を共有できた貴重なひとときとなりました。なによりも、ベジ・ノンベジ関係なく音楽を通じて皆で一緒に楽しい時間を過ごせたこと、そして、参加者の間で素敵なご縁がたくさん生まれたことを心から嬉しく思っています。ポールやMFMUKも後押ししてくれているベジ&音楽イベント「MFMナイト」を、今後ともよろしくお願いいたします。また、ポールが推進しているMFMキャンペーンも引き続き応援していただければと思います。なお、一部の方々から、「ウイングスの曲をもっと増やしてほしい」という(個人的にとても嬉しい)お声もいただきましたので、次回以降、ご期待に添えられるよう頑張っていきたいと思います(笑)。


最後に、今回、会の趣旨にご賛同いただき後援してくださった日本ベジタリアン協会、ベジプロジェクトジャパン、グリーンカルチャー、アニマルライツセンター、ヒューメインリーグジャパン、そして快く会場をお貸しくださったブルージャムカフェ代官山に心からの感謝を申し上げます。


それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!

all the best!!

                   (報告:ミートフリーマンデーナイト運営事務局)

NPO法人日本ベジタリアン協会

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フェスタ2017のご報告(大阪国際会議場)

2017年06月18日 | フェスタ

6月18日(日)、大阪国際会議場(大阪市北区)で、本協会の年間最大イベントであるフェスタ2017(NPO法人日本ベジタリアン協会主催・日本ベジタリアン学会後援)が開催されました。

午前中に行われた学会認定セミナー、午後からの総会、講演会を合わせて約60名の方々にご参加いただきました。

今年は山形の方をはじめ、遠方の方にもお越し頂けました。

午前中の、日本ベジタリアン学会によるべジタリアン・アドヴァイザー・セミナーでは、

「菜食と健康」(講師:本協会代表理事・歯博 垣本充)、「途上国援助」(講師:日本国際飢餓対策医機構 清家弘久様)が開講され、

本協会の垣本代表より、菜食と健康やベジタリアンの理念や歴史、また、ご自身のベジタリアニズム啓発に関する経験談などを聞くことができました。

そして、清家様からは、途上国で起きている飢餓・貧困や児童労働の問題を、写真を用いて説明があり、ある国では「生まれてから死ぬまで、戦争しか知らずに生きている」と言った事をお聞きし、自分も世界に平和が訪れるように活動を行っていきたいと強く思いました。

受講者には、医師や管理栄養士の方もおられ、ベジタリアン食に関する高度な知識を求められているように感じました。

 

 

総会が行われた後、名誉会員証と日本ベジタリアン学会認定「ベジタリアン・マイスター」資格の授与式が行われ、名誉会員証は、協会創設メンバーの行政書士の仲谷一寿様や、「ガンジーの健康論」を翻訳された岡芙三子様、ベジタリアニズムに関する多数の書物を執筆されている作家の鶴田静様、そして、本協会創設時より、多大なるご支援・ご協力をいただいております不二製油グループ本社社長の清水洋史様が授与されました。

つづいて、「ベジタリアン・マイスター」資格を、本協会のミートフリーマンデー・パートナーシップ企業であり、多大なるご支援・ご協力をいただいている染野屋の社長である小野篤人様に授与されました。

この学会認定最高資格取得者は全国で4人目となります。

15時からは、ベジタリアンアワード芸術部門ノミネータ―である、なゆたさんの歌唱と、城所ケイジさんによる木彫刻のパフォーマンス動画を交えたお話しがあり、皆様が、なゆたさんの音楽に癒され、城所さんの迫力あるチェーンソーアートのパフォーマンス動画に圧倒されました。城所ケイジさんは、第2回日本ベジタリアンアワードでアーティスト賞を受賞され、大豆を活用した料理教室を通じてベジ啓発を行い、犬や猫の保護や里親募集などの活動も行っております。

最後に、岡芙三子様のコーディネートのもと、お二人がアーティストやベジタリアンになったきっかけなどをお伺いし、貴重なお話しをお聞きする事ができました。

午後5時から懇親会。
垣本代表のあいさつ、リーガロイヤルホテルシェフによる料理説明、そして

不二製油の鈴木様から乾杯のご挨拶があり、歓談では皆様はじめて会う方などとも、絶えずベジタリアンに関するお話しをしておりました。

例年好評を博しているリーガロイヤルホテル・シェフの菜食料理は今年も全てがビーガン仕様で、

焼き豆腐とナムルの生春巻きやバケットのオープンサンド、マテ茶麺、パンツェロッティ、ベジタブルカツレツ、なども人気で、大変美味しくいただくことが出来ました。

昨年の懇親会時にクロレラパウダーをお配りいただきました、サン・クロレラ様から、今年はクロレラうどんをいただいており、参加者の方々にお配りしましたが皆様大変喜ばれておりました。

学会認定アドヴァイザー講座で、「途上国援助」についてお話しいただきました、日本国際飢餓対策機構の清家様より、本協会が世界食料デー募金として会員様から募った募金を全額日本国際飢餓対策機構様にご寄付させていただいたことにより感謝状をいただき、受け取らせて頂きました。

ベジ活動アピール・スピーチタイムでは、サン・クロレラ様の村岡様や王様製菓様の永戸様から、ベジに対する思いなどを語って頂きました。

本年のフェスタでも、ベジタリアンに興味がある方や、実際にベジ啓発活動を行っている企業様や個人の方々の交流の場として喜んでいただけたのではないかと思っております。

このようなイベントを続けるにあたり、さまざまな方々に、本協会をご支援・ご協力をいただいております。
イベントにお越しいただいた方々、そして、支えてくださった方々に感謝とお礼を申し上げます。

 なお、次回「FESTA2018」は、2018年6月24日(日)に大阪国際会議場で開催します。

 

                             (報告:事務局長 橋本晃一)

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本協会後援 わらべ村 アースマーケット22周年のご報告(5/28 岐阜県美濃加茂市)

2017年05月28日 | 関連イベント

本協会も後援させて頂きました、わらべ村の22周年アースマーケットが、桜井食品株式会社の敷地内にありますわらべ村にて行われ、賑わっておりました。

 わらべ村を運営する桜井祐子様は、第2回日本ベジタリアンアワードで、企業賞を受賞され、以前から意欲的に、ベジタリアン・ヴィーガンの食材の販売とともに、ベジタリアンの啓発に務めてこられました。

 たくさんのベジタリアン・ヴィーガンの食べ物ブースが並び、ドーナツやピザやインド料理など、どれもおいしそうでした。

ライブスペースでは、さまざまなジャンルのアーティスト達が歌を披露していました。

本協会のブースも出展させて頂き、パンフレット等の配布等の広報活動を行いました。

 このようなイベントが、22年も続いているという事は、頼もしいことだと思いました。

 今後も長く続いて行き、人にも地球にも優しいベジタリアン・ヴィーガンのライフスタイルを、より多くの方々に知って頂くきっかけになってほしいと思います。

 このようなイベントを主宰しておりますわらべ村様ならびにご関係者様、そしてお越し下さいました方々に深く感謝いたします。

 

(報告:NPO法人日本ベジタリアン協会 事務局長 橋本 晃一)

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名古屋ビ-ガングルメ祭りの報告(@名古屋鶴舞公園)

2017年05月14日 | 関連イベント

5月14日(日)名古屋の鶴舞公園で名古屋ビ-ガングルメ祭りが行われました。本協会は、このイベントを後援、当日ブ-ス出展させていただきました。

 今年から名古屋ビ-ガングルメ祭りは年2回、その他東京も2回(そのうち1回済)、京都1回の計5回予定されておりビ-ガングルメ祭りは、全国的にすごく大きな展開を見せています。

  5月のこの時期、鶴舞公園での名古屋ビ-ガングル祭り、日程や場所などほぼ恒例化していますが今年も好天に恵まれ、多数の来場者でにぎわいました。

 協会のブ-スについては、2月に名古屋市内で行われた第2回日本ベジタリアン・アワ-ドについて、ビ-ガングルメ祭り事務局さんが展示してくださり、ブースが活気づくとともにそのことで、本協会評議員の野田雅之さんをはじめ、そのボランテイアスタッフの方々とも交流が深まりよかったです。

今年から協会のビッグイベントであるフェスタ2017(6月18日開催)について案内のチラシを作成させていただいておりますが、協会発行のベジタリアンジャ-ナルとともに多数の方に受け取っていただきました。その他、外国人の方への対応も事前に少し準備をしておいたおかげで、いつもよりスム-ズに対応できたように思いました。

名古屋では、また10月に2回目のビ-ガングルメ祭りが予定されています。協会としてもビ-ガングルメ祭り事務局

さんとしっかり連携してビーガングルメ祭り発祥の地である名古屋でこのベジイベントを盛り上げていきたいと思わせていただきました。

                                  (報告:関目 実)

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第2回JPVSベジクッキングセミナー(京都府長岡京市中央生涯学習センター)の報告

2017年05月07日 | 関連イベント

京都府長岡京市の中央生涯学習センターにて、本協会主催「第2回JPVSベジクッキングセミナー」を行いました。

今回の参加者は17名で、男性は5名、お子様連れの方もおられました。

クッキング講師は、前回講師を務めていただきました、長岡京市のご自宅で、つぶつぶ料理教室を開いておられる、 フゥ未来生活研究所公認つぶつぶマザーで、日本ベジタリアン学会認定アドヴァイザーの岡田ちづ様をお招きし、もちきびを使ったつぶつぶ未来食(雑穀菜食)による日本式のヴィーガンクッキングのデモンストレーションを行っていただきました。

ミレットペペロンチーノやわかめともちきびのミモザソテーなどをの試食を行いましたが、もちきびのもちもちした食感にしっかりした味が付いており、どれもとてもおいしく、みんなでいただきました。

講師の岡田ちづさんから、もちきびの炊き方などの解説があり、とてもわかりやすく、料理に対するこだわりが感じられました。

料理に使用していた油を舐めてみると、さっぱりしており、皆様驚かれていたようで、未来食つぶつぶでは、調味料などにもこだわりがあるという事がうかがえました。

皆様、食べている時は静かになり、時々「おいしい」と言っておられる方がいらっしゃり、中には「楽しみにしていた」と言っている方もいらっしゃいました。 自宅で簡単にできる日本式の雑穀菜食料理という事もあり、このような機会を通じて、多くの方々においしいと思っていただき、自宅でも実践していただけるとうれしいです。 

本日お越しいただきました方々に心より感謝いたします。

最後に前回に引き続き、本日の講師、岡田ちづ様、多大なご協力を頂いたフゥ未来生活研究所に、お礼申し上げます。

(報告:NPO法人日本ベジタリアン協会 事務局長 橋本 晃一)

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ポール・マッカートニー東京ドーム公演での協会広報活動(2017/4/27,29,30)

2017年04月30日 | 関連イベント

ポール卿のご厚意により、ポール・マッカートニー東京ドーム全公演でブースをいただき、日本でのミートフリーマンデーやベジタリアニズム啓発活動を知っていただくために、4月27、29、30日の3日間、広報活動を行いました。

 本協会のブースでは、日本ベジタリアン学会理事の中川雅博さんや大谷ゆみこさん、協会評議員の小城徳勇さん、郷田未来さんに、応援に駆けつけていただいた㈱染野屋とフゥ未来生活研究所の皆さんと共に啓発活動を行いました。

 本協会代表の垣本が、日本でのベジタリアンの啓発に伴い、ポール卿にお会いされ、ベジタリアニズム啓発に尽力されているご功績によって表彰させていただいたという事もあり、本協会は彼が提唱するミートフリーマンデー・キャンペーンに賛同し、国内で積極的に活動しております。

 今回も、協会パンフレット・チラシを配布させていただき、多くのポールファンの方々にお受け取りいただき、中には、「これがミートフリーマンデーか」とおっしゃっている方がおられたり、ポールファンの方々にも、ポールのミートフリーマンデー・キャンペーンが浸透しているんだと感じました。

 音楽を通じ、また、メディアを通じて、世界中に肉食を減らす提言をされているポールの活動は、多くのベジタリアンやベジタリアンでは無い人たちにも大きな影響を与えているようです。

 今回も、ブースでの啓蒙活動をされている方々をライブにご招待いただき、ライブでは、ビートルズ時代の名曲のオンパレードで、ポールの歌声に魅了され、皆さん感動されているようでした。

 ポール卿には、これからも世界中でミートフリーマンデー・ベジタリアニズム推進・啓発活動を行ってほしいと思います。

そして、私たちも微力ながら応援していきたいと思っています。

 ポール卿が推進する、ミートフリーマンデー・ジャパンにご賛同・ご協力いただいている多くの方々・企業様に深く感謝いたします。

(報告:NPO法人日本ベジタリアン協会 事務局長 橋本 晃一)


第4回エシカルヴィーガンフェス:大阪市北区・中崎町ホール

2017年04月23日 | 関連イベント

 

本協会後援の第4回エシカルヴィーガンフェスが行われました。

晴天に見舞われ、2000名近くの方々にご来場いただき、盛況でした。

 多くの海外の方にもお越しいただき、ブースに列を作る光景が見受けられ、皆様楽しんでおられるようでした。

 ブースだけでは無く、講演では、ヤブキレン氏による食べられる動物の事や、ウータン・森と生活を考える会の事務局長の石崎氏によるパーム油における森林伐採の事など、日本人があまり知らない問題について、お話・解説もありました。

また、ヴィーガンパンクバンドによる、ヴィーガニズム啓発の曲の演奏もありました。

 朝11時のオープン前から、多くの方がゲート前に来られており、17時のイベント終了まで、多くの人で賑わいました。

 このイベントは、今回で4回目という事で、国際的にもベジタリアン・ヴィーガンが増えていること、そして、日本ではあまりこのようなイベントが少ない事などから、イベントの成功・定着とともに、ベジタリアン・ヴィーガンの普及啓発という協会の使命の他重要性を改めて認識いたしました。

イベントにお越しくださった方々ならびに、イベント関係者・ボランティアスタッフの皆様に深く感謝いたします。

                                 (報告:橋本 晃一)