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父のおかげで無事だった

2024-01-05 14:32:35 | 日記
父は私たち家族を村の学校まで連れて行きました。私は父のおかげで、学校の床下に隠れることができました。その時、国軍が撃った鉄砲の弾が飛んできて学校の柱に当たり、辺り一面に火薬のにおいが立ち込めました。私はあまりの恐ろしさにそのまま寝入ってしまいました。気が付いた時には、父が私を背負いながら川の向こう岸に向かって歩いていました。避難した人たちとは反対向に向かっていたのです。まだ暗い夜明け前でしたが、あたりは避難しようとして殺されてしまった人達の死体で一杯でした。私たち家族は、皮肉にも敵軍が占領した地域にそのまま留まっていたおかげで殺されずに済みました。父の機転のおかげで、私たち家族は全員無事だったのです。

敵軍と交戦

2024-01-04 15:30:36 | 日記
どうしたら良いのかを考えているうちに敵軍が目の前まで迫ってきたため、どちらにせよ避難することができなくなりました。避難するためには大きな川を渡らなければならなかったのですが国軍はその川を最終防衛拠点としており、すでにそこでは敵軍との交戦が始まっていたため、銃弾が雨のように降り注いでいました。私たちはいつの間にか敵軍の占領地域に留まることになってしまったのです。

思考深く知恵がある父

2024-01-01 18:58:30 | 日記
父は、何事にも思慮深く知恵を動かせる人でした。朝鮮戦争が起こった時も、やはり父は「父」でした。当日、周りの人たちが避難を始める中、父は避難せずその場に留まりました。当日、私は7歳でした。なぜみんなと同じように避難しないかと尋ねる私に、父は次のように答えました。「そうだねえ。テグとソウルに行く道は知っているけど、そこは敵軍が占領しているし、ほかの都市へ行く道を知らないんだよ。どこに避難すれば良いのか分からないんだ。かと言って避難する人たちと一緒に働けば拳銃や大砲に撃たれる可能性が高くなる。それに寝ることも食べることも、水を飲むことも難しくなるだろう。だから一緒には行きたくないんだ」