*** june typhoon tokyo ***

千葉×東京V@フクアリ

■ J2も熱戦を展開中

 FC東京×新潟@駒沢を観た後、19時からフクアリで千葉×東京ヴェルディの試合があったので、駒沢大学駅から新玉川線、半蔵門線、有楽町線、京葉線を乗り継いで蘇我へ向かう。同様のルートでフクアリ入りした東京サポもチラホラ見かけた。

 新日本プロレスの真壁と後藤がスタジアム外の特設会場でイヴェントをしているのを尻目に、サマナラのカレーとソーセージ盛りをゲット。これでフクアリ参戦の半分は満たされた。(笑)

 先乗りのジェフサポに席を確保しておいてもらったため、ピッチ前最前列の良席で観戦。東京サポーターにはフクアリは2008年の“奇跡的な残留”(2-0から11分の間で4失点し、ジェフのJ1残留を“アシスト”)など、あまりいい印象がないのだが、このスタジアムは実に観戦するのには快適なスタジアムだ。

 試合は、スーパーカートリオで知られた元プロ野球選手、高木豊の息子、高木俊幸と高木善朗の兄弟を擁したヴェルディが積極的な攻撃を仕掛ける。対するジェフは、倉田、山口の新加入組がチャンス・メイク。どちらにも流れがいかない攻守の激しい展開のなか、高木俊幸がFK(無回転)を決め先制。シュートは多いが流れの中の展開がなかなか作れない千葉は、ネットに代えて青木孝太を投入。これが結果的に功を奏し、アレックスとの連動も活発に。そして、青木の落としから山口が左足を振り抜きゴールを決め同点。押せ押せのムード(ビハインドの千葉が追いついた時のスタジアムのヴォルテージは凄いものがある…“奇跡的な残留”で生で経験済み)になると、今度は青木がゴールを決めて逆転。最後は巻を投入し、ヴェルディの攻撃を跳ね返して勝ち点3をもぎ取った。

 ヴェルディはなかなかヴェルディらしいサッカーをしていた。東京サポとしてはGK土肥に注目するところだが(倉田のシュートをビッグセーヴした場面あり)、高木豊の息子はなかなかやる選手だ。特に俊幸。サイドを切り裂くスピードとドリブルは今後楽しみだ。そこではとりあえず、ルックス、アピールパフォーマンス含めて“良い大久保”という感じでまとまった。(笑)
 千葉では倉田の活躍が目立った。レンタル移籍だけに、千葉サポーターとしては活躍しすぎて戻される…という複雑なところが出てくるかもしれないが。

◇◇◇

J2 第14節

2010/05/22 フクアリ

千葉 2(0-1、2-0)1 東京V

【得点】
(千):山口(64分)、青木孝(85分)
(V):高木俊(29分)

観衆:12,428人
天気:晴


◇◇◇

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ヴェルディサポーターが集うアウェイ・ゴール裏。

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ジェフ側。イエローの声援の波がチームを後押しする。

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試合終了後、勝利を共に喜ぶ、ジェフのマスコットの兄の方、秋田犬のジェフィ(弟は背番号9のユニティ)。


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