バケモノの子

ざっくり感想を言うとすれば、
「あれ？なんでこうなった」です・・

熊徹はとっても魅力的でした。
久太とのののしりあい(笑)も、微笑ましかった。
面倒みてくれてることに感謝なんかしたら気持ち悪いけど、
本気で反抗してる。これは本物の父親への反抗でしょう。

でもいざ本物の（人間の普通の人。しかも弱そう）父親に、
「いままで辛かったことは忘れて」なんて言われてこちらにも反抗。

仕方ないんだよ、久太。
お父さんはバケモノたちとの楽しくて刺激的な修行の暮らしなんて知らないんだから。
他人と暮らしてきた8年間、辛かったろうと思うのが普通の大人なんだよ。

どっちも大事で、どっちにもイライラする久太。
思春期だねぇ・・・

っとおばさんは余裕で見守るけど、
なんで図書館行くかね。そしてなんで白鯨なんだろ。
小学校で止まってるなら、もっとやさしそうな本を選ばない？

そうなの、なんか何度も何度も唐突な展開が続いて、
なんにも知らなかったはずの楓が
「あたしたちは負けない！！」なんて叫んだもんだからドン引きしましたさ。

なんだろ、この無理やりなヒロイン。（しゃべり方がどうもねっとりして嫌）
勉強教えてくれるとか、一緒に勉強してくれる女子が好きなのかなこの監督。
（おおかみこどものお父さんとお母さんも）

一番強いのに飄々としてる宋師さまや、賢人たちも素敵だけど
キャラはどっかで見た感じ・・

バケモノの街はとっても綺麗で素敵でした。
競技場、ああいうのでどうですか？(笑)

サマーウォーズ以上の作品は見れないのかなーなんて。

 

シンデレラ

連休最終日、草むしりも衣替えもできてないけど、
映画見てきました(逃げた)

レディースデイだし、ほぼ満席。字幕で見ました。
なんといってもケイトブランシェットの声じゃなきゃ意味ないですもん。

さすがの美しさと迫力でしたわ
死んだ前の旦那さんのことは愛してなかったかもしれないけど、
シンデレラのパパのことは好きだったんでしょうか。それともただの独占欲?

大げさなイジワルの描写もなく、派手にするための変な改変もなかった。
お話は、シンプル。
それだけにかえってケイトブランシェットの凄味に圧倒されました。
クレジットでも彼女がトップですもんね～

若さと聡明さへの嫉妬。（姑じゃないのに・・・）

なぜそんなに意地悪なの？

たまりかねて聞くシンデレラに継母が答える

あなたは若くて美しくて素直・・・

えーわかってるんじゃんシンデレラの魅力。
あ、もうかないっこないからいじめるのか・・・

舞踏会の王女がシンデレラだと気付いたとたん、国ごと自分のものにしようとか
すごいわ、この人。


義理の姉二人も、バカなだけで見ようによっては可愛い女なのかもしれんがね(*´ー｀*)

見かけは可愛いのに、心が醜いってシンデレラにかわいそうがられてた(笑)
シンデレラけっこう毒舌(；・∀・)


同時上映のアナ雪も楽しかったですよ～
寒くないはずのエルサがまさかの風邪ひいたよ(笑)

オーケン出てきて嬉しい 

くちびるに歌を 試写会

24日の火曜日、試写会に当たったので行ってきました。

久しぶりにすーっと出てくる素直な涙が流れました。
正直、あんまり期待していなかったのですが・・

五島列島の美しさ、緑の丘の上で風に吹かれて歌う柏木先生と生徒たち。サウンドオブミュージック(*￣∇￣*)

この爽やかさ、美しさ、
卑怯です(笑)ガッキー最強ですヽ(￣▽￣)ノ




自閉症の兄とともに生きていくことこそ、自分が生まれた意味なのです。
だから僕は将来に不安がありません。

この桑原くんの作文、海沿いを歩く兄弟。
とてもいいシーンなのかもしれないけれど、哀しい作文だと感じてしまう私はダメなのだろうか。
本当に兄のためだけにお母さんが君を産んだとおもってるの？・・・・

ナズナは祖父母と３人暮らし。
母はなくなり、父は女性と家を出たしょうもない男。
このしょうもない父親、久しぶりに帰って来て、ナズナと教会に行く約束をしておきながら
お金を盗んで逃げるっていうクズっぷり（眞島さんいい感じ(笑)）
こんな父親、帰ってきても無視するか罵るかしてもいいのに、
やっぱり嬉しいのかなあ、一緒にスイカを食べるナズナ・・・・いい子なんだなぁ・・・
そんなだめ息子でも家に迎える両親（祖父母）もちょっと切ない。
あたしだったら追い返すけど
大会の日にも、父に似た人を目で追ってしまうナズナ・・・

頑張れ前へ前へ


桐谷健太さんの使いどころがいかにもでなんだかな～なんだけど、さすがだった。
浦島太郎すぎる

ホビット 決戦のゆくえ

久しぶりの映画館。
17日の水曜日、有給をとったのはとーちゃんとディズニーランドに行くためだったんですが・・・
急きょ会社の雪かきに召集されるとーちゃん
泣きました。いやマジで。


まあしょうがない。水曜日はレディースデイだ～！
ってことでホビットを見てきました。

正直ＬｏｔＲに比べればあんまりはまらなかったこの1部・2部だったんですが。
（おっさんだしドワーフはおっさんだしトーリンは何もしないくせに偉そうだし。
　　　　スマウグはなんだか知らないけどセリフが多いし（あ、カンバーバッジだから？？））

しかししかし、この「決戦のゆくえ」は泣きました。

60年後を知っているからこそ胸に沁みる数々のセリフ、ガンダルフのビルボを見るまなざし。

大鷲が来た（もちろんあのシーンとリンク）
大鷲は、ただのお使いではなく、神（神獣？）なのだそうです。
だから都合のいいときにほいほい呼び出せないのですわ。
限界まで頑張らないとアスランだって助けてくれないしね。

サルマン「サウロンのことは私にまかせろ」怪しい・・・
おーい！すでに暗黒面に片足か？？

王国奪還にこだわり、ビルボを巻き込み、
スマウグがいて危険なのに石をビルボに探させ、
金を見たとたんに虜になったダメ王なのに
友達を見捨てないビルボが優しすぎる。

自宅の財産が競売にかかってるオチもおかしかった。
国を救ったヒーローなのになにこの扱い(笑)


レゴラスの戦闘シーンがたっぷりだったのも嬉しいし、
父王の戦い方も美しかったなぁ
本当に年をとらないんじゃないかと思うケイトブランシェットも相変わらず美しかった。

満足満足です。
ディズニーランドに行けなかった悔しさもすっかり忘れました(笑)



じれったかったのはトーリンとオークとの一騎打ち。
水に落ちたからと言って死ぬわけないじゃん！！
絶対にとどめはささないと！頭は確実につぶさないと！（ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲキメラ編か）
なんでぼーっと見てるんだよ～！！とじれったかったです。
ああ、オーク撃ち殺したい（こらこら）



最初からＬｏｔＲ見ようかな～

あ、娘が持ってったんだった・・・




 

名探偵コナン 異次元の狙撃手（スナイパー）

日曜日。
映画館が混んでましたね～
当然ながらお子さん連れが多かったです。

さて、映画館で見るのは久しぶりのコナンですが、見応えありました 。
これはやっぱり映画館で見るのが正解ですね～

今回も灰原さんはクールでかっこよかったし、
蘭はめっちゃ強かった
コミックスから離れてたので、 世良さんにも昴さんにも？？？？でしたが
なるほど、あの人があの人か。

博士のしょうもない発明も結局はクライマックスで役にたったしね～
それにしても鈴木財閥、タワー壊されて被害額ってどんくらい？？

中盤のFBIと警視庁の会議は（何故か子供も同席）正直長くて退屈で、
英語でのシーンはかなり眠くなりました 

コナンがスケボーで街に出ると大騒ぎになるので
スナイパー見つけたら警視庁に任せた方がよかったんじゃ(笑)
西部警察かっていうくらいパトカーも一般車両も壊れてましたね～
ますます超人化してるコナン君です
一番異次元なのは彼でした(笑)

米国の特殊部隊がからんだ復讐劇でしたが、
そんなの自国でやってくれよ（それを言っちゃおしまい）

それにしても昴さん、あんな眠そうな目でよく狙撃できるなぁ（こら）




 

アナと雪の女王

MOVIXでは吹き替え版のみの上映。

松たか子さんももちろんよかったけど、沙也加ちゃんが圧巻でした～
お転婆(笑)アナに声がぴったり合ってて、歌も素晴らしかった。 

ベルもなかなかたくましいヒロインで好きなんですけど、
アナいいわ～力加減がわかんないとことか
あの王子、最初からうさんくさかったけど
最後グーで殴ったのにはスッキリしたわ～ 
史上初の、ヒロイン置き去り放置死させそうになる王子って
クズすぎ

お姉ちゃんが歩いてたどり着いた山に行くのに
そんなにソリで時間がかかるのはなんでだろうとか
（お姉ちゃんはオオカミ大丈夫だったのかとか）
氷のモンスターはちょっとデザインどうなのとか
突っ込みたいところもままありますが

とにかく楽しかったです
オラフ、溶けて消えても大好きだったよ～って泣けるのかと思ったら
僕だけの雪雲！！なんと便利な！(笑)

猛暑の時には連れて歩きたいオラフです

一人ぼっちの心の寒さが力を増強させてたんですね。
すっかり力がなくなってしまったのかと思ったら、制御できるようになってて
でもさ、女王がいれば「氷を運ぶ係り」っていらないんじゃ？なんつって

もう一度見たい、素敵な映画です。
今度は字幕見に行こうかな。





 

ホビット 竜に奪われた王国

8日土曜日のレイトショー。
娘と久しぶりの映画 

LotRの大ファンですからね～
これは二人で見ないと。

でも、一話目をあんまり覚えてない（笑）
だって地味だったんだもん（コラ）

とても長い映画だったのに、あっというまでした！面白かった～！
とにかく映像の臨場感がすごい。

予算たっぷりあるんだなぁ～・・・という印象（そこか）


そしてドワーフは丈夫すぎ！ なぜあれで怪我しない！
ただ一人のけが人は、エルフに一目ぼれされた、ドワーフにしてはイケメンの彼。
んで、ヤキモチやくレゴラス（まだ若いからね～）に萌え～

ギムリのお父ちゃんと会ってたんですね。こういうとこにもクスリとしました。

LotRでは持っているだけであんなにフロドを苦しめていた指輪ですが、
ビルボは何度となく姿を消すために使っているのに、あまり蝕まれている様子がありません。
隠れ扉も、月の光で見つけますが、見てるこっちも「そりゃ月の光だべ」と気づいてしまうので
あんまり感激がありません。
そして竜を起こさない工夫というのはひとつも考えないんでしょうか？？
あの状況、ホビットだろうがドワーフだろうが誰が取りに行っても同じような・・・・

すっかり竜を怒らせてしまい、
ってかビルボを盗人呼ばわりって、あんた（竜）が王国から黄金を盗んだんでしょうが
溶かした金で攻撃したけど（金粉ショウ？）、金が大好きだからよけいに元気になっちゃったって感じで（笑）
あの弱々しい湖の村に飛んで行ってしまいました。

あの黒い矢は本来の役目を果たせるのか？
次が早く見たい！！


ガンダルフがなぜ別行動だったのかいまいちわからなかったんだけど、
大元の悪を封じに行ったら遅かったということかしら。






 

黒執事

もう、本当に実感。
映画は自分で見てみないとわからない。

上映開始から低評価だの、原作ファンの怒りだの（原作ファンの方でも評価の高い方もいましたが）
ついネットで見ちゃってたものだから、
見なくてもいいかなぁと思ってたんですが。

やだもう、なにこれ面白い！！！

とにかく、ぞくぞくするような水嶋ヒロの美しさにすっかりはまってしまいました。
とにかく立ち姿が素晴らしい。
こんなに立ってるだけで美しいと感じたのは、アナキン（ヘイデンクリステンセン）以来ですわ～

見ようか迷った理由には、剛力さんが苦手ってこともありまして。
でもシエル役は子役の男の子が演じたら怪物くんみたいになっちゃうしねぇ
他に誰ができたかといえば、思いつかないですけど・・
低い声でしゃべってるだけで、シエルの悲しみが表現できていたかっていうと・・・・（そもそも無理かぁ）

興行的には苦戦なんですかね？続編作れないかな？？
私はとても気に入りました。
評判がよくても、つまらないものはつまらない。
やっぱり自分でみなくちゃね～

志垣太郎さんがまさかのセリフなし
これはぜひタナカの活躍も続編で見たいものです。

優香の振り切った悪役の高笑いもよかったし
（独特の世界観なので、あのくらい大げさでオッケー）
山本美月ちゃんの戦闘シーンとドジメイドのギャップもよかったわ～




映画を見てから原作も10巻まで読みました。
最初、なんであんな使えない使用人を雇っているのかと、ギャグシーンにイライラしたんですが、
なるほど、メイリンも私兵だったのですね。それで美月ちゃんもガンアクションになったのか。
正義の味方なわけではないので、少女たちを助けるわけでも励ますわけでもなく、
冷たく「祈っても無駄だ」と言い放つ清玄。
自殺でも魂は自分のものになるので、
他人のために自分を犠牲にしようとする清玄を助けるでもなく冷たく見下ろすセバスチャン。

忠誠心も愛情もない悪魔だけど、もう少し清玄を観察したかったのかな。
命令されてないけど助けたよね？

無敵な執事を従えて悪人退治する話だと思って見てると肩透かしをくうかも。


原作はもっと血が多くてダークですねぇ。
好きですけども（笑）


あ、美人さんなにゃんこも出ますよ～




 

トリック劇場版 ラストステージ

そしてお話はループする？？
これは、並行世界に上田は飛ばされたか？？（それはSPEC）

とにかく面白かったです！！よかったです！！
TRICKらしいTRICKでした！
そして泣きました・・・・

そしてなんと懐かしいあの人も・・・

SPECネタもちょいちょいっと 

ああ・・・・本当に終りですか？？

でも、そうはいってももしかしたら（笑）

 

劇場版 SPEC～結～爻ノ篇

やっと、やっと見てきました爻ノ篇です！！

セカイの正体、プロフェッサーJの正体、そして卑弥呼の仮面の下・・・は想像通り（笑）
SPECを持つものと持たざるものとの戦い・・・ではなく、
人類滅亡（現人類）へと向かう最終戦争をくいとめるための戦いという
とんでもなく大きな話になってしまいました。

SPECホルダーたち（とくにニノマエ）との戦いをコネタをひろいながら楽しく見てたのに、
予言だとかソロモンの鍵だとか、先人類の怒りとか　
うーーーん、難しいぞすごいことになってます結。

ほとんどが円形の屋上のシーンだし、懐かしいSPECホルダー勢ぞろいだけど
特に活躍しないし（誰もセカイにはかなわないんじゃん）
中二病の二人（笑）が長々しゃべってるのが退屈だったけど、
東京が壊滅していくCGは迫力でしたね～

感想としては、パラレルワールドっていう落としどころに逃げたんか！
っていうのが第一段階の感想でしたが（BECKでコユキの声を聴かせなかったことも逃げだと思った）
いやいやこれは、このラストを見てからドラマから見直すと、とんでもないぞと思えてきました！！
細かい疑問は次から次へと湧いてきますが、堤監督だしな（ヲィ）

当麻はなんのために生まれたのか
瀬文はなんのために当麻と出会ったのか


来世で待ってろ

この約束は、無間地獄に堕ちた当麻には永遠に果たせません。
瀬文がとばされたパラレルワールドでは、刑事殺しの犯人として執拗な暴力を受け、逮捕されます。
意識を失う直前に空に漂う当麻をみつけ手をのばしますが、届きません・・・

瀬文がいる留置場は現代というか、今の私たちのいる世界では考えられないような状態ですね。
そこにただよう当麻の霊体。
瀬文にだけは当麻の存在がわかるのです。しっかりと当麻の左手をつかむ瀬文。

映画を見てた時は全く涙も出なかったのですが
（怨霊？たちと当麻の映像がデビルマンか！っていうエグさだったので疲れてたんですよ～）
今ドラマを含めいろんな場面を思い出しながら、このラストの映画を整理していると涙が・・・




ATARUではちょいちょいSPEC推し（ちょいちょいどころじゃない？）でしたが、
なんとSPECではマドカ出てますね～

それと、局違うのに「おまえらの悪事はお見通しだっ！！」←まるっとって言ったかどうか覚えてない
ってまさかのTRICK推し。
まあこれは堤監督作品だからわかるんだけど、
先日の新参者SPでまさかの山田さん出演にはびっくりした～（TBSとTV朝日っていい関係？）


で、TRICKといえば、また世界の終りらしいんですけど（苦笑）
あっちでもこっちでも世界が終焉です