そういえば、兄貴がクリームのレコード持ってたっけ。
ビートルズのレコードは貸してくれなかったなぁ。
あたしのプレーヤーで聞くと傷がつくからダメだって(笑)
Patty&Jimmyのシールが貼ってあったあのレコードプレーヤー懐かしい~
とはいえ、この映画を観て『懐かしさ』や『共感』は全く感じられません。
感じられるとしたら、家具や小物かな。テレビや、籐の椅子。
あと、ブッキーが『マジソンバッグ』持ってるの!!
あたしは69年といえば小学校5、6年生で
全共闘世代とは10年ほど隔たっていますから。
TVで安田講堂(68年東大紛争)の映像をリアルタイムで見て
何が起こってるのかさっぱりわからなかったですし。
さて、ブッキー演じるケンはバカなことをするパワーだけはある高校生。
便所掃除もせずに(笑)妄想話を友達に聞かせてはウダウダしてる。
このケンが魅力ないんですよね。意外ね~。ブッキーなのに(笑)
時代の流れの中で、
『面白そうなことだけ、あるいは聞きかじったことだけをかいつまんで楽しもうとする』ところがどうもダメ。
咄嗟にベトナム戦争を持ち出して先生が怒れなくするのも姑息だったし、
どうしてもやりたかったんじゃなくて、流れ着いたのが学校封鎖なんだもの(笑)
あたし、立てこもるのかと思ったら封鎖だけなんだね。。。
全共闘だって、もてはといえば目立ってモテたかったから。
っていう視点で見ると面白いのかもだけど、どうなの。
現代も含めて、バカなことをする世代への愛情みたいなのがあったとしても
少なくともあたしには伝わってこないよ。
走るシーンは好きでした。
無駄に走れたり無駄に叫ぶって若い証拠よね(笑)
関係ないけど、森山未來が『世界の~』で全力疾走するシーンがすごく好きです。
あとは個人的に水川あさみちゃん素敵でした
しかし。。
校長室のシーンはマズイと思いますよ、さすがに