できれば、
いつもの倉石さんが見たかった。
痛みに苦しむ倉石は見たくなかった。
恩師も倉石さんも末期ガン(?)だとは。
そんなに痛いのなら早く病院にいけ!と思ったのは私だけでしょうか。
検査されたらバレるからさっさと病院を抜け出す倉石。
舞台挨拶の映像では顔がふっくらして元にもどってましたが、
映画ではみるみるやつれていって、誰が見ても具合が悪い。
もっと言えば死相すらでている。
立原の表情はそれを心配しているように見えました。
死ぬなら 悪人を道連れにと考えた恩師と、
(それは正義感というより、目の前で死んでいった若い母親を救えなかったという自責の念から?
最後まで現場で自分の仕事をまっとうしようとする倉石。
残された時間の使い方 ・・・・
重くて、暗くて、やりきれないお話でした。
通り魔の映像は二度と見たくない。