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オリヲン座からの招待状(試写会)

2007-10-31 20:31:16 | 映画(映画館)

ネットで応募した試写会に当たりました。

昭和32年
群馬県の映画館は87館あったそうで(多いですね)
伊勢崎で覚えているのは日吉劇場かな?
ザ・タイガースや加山雄三さんの映画を見にいきましたよ。
あと、渥美清さんの映画を見た記憶が(寅さんでなく。父が見たがった)
怪獣映画も見たなぁ~(怖がってほとんど画面を見てなかったと兄に笑われたっけ)

懐かしい、木の背もたれ、スプリングのゴツゴツした椅子。
上映中も入ってくるお客さん、立ち見の人もたくさんいたし、
通路に座ってる人もいました(^^;

前橋では、「日本でただひとつの、映画館のない県庁所在地」
というなんだか寂しげな冠がついてしまいましたが、
それも「けやきウォーク」の中にシネコンができたので返上です。
駅前の地味さや、街の寂れようはどうしようもないんですが。。

MOVIXができて10年。
きれいだし、指定席だし、今こうやって気軽にいろんな映画が見れるので
幸せだと思います。

さて、オリヲン座からの招待状。
原作読んでますが、いつものように忘れました(笑)
浅田次郎の作品って、最後にぶわってせつなくなって涙が溢れてくるんですが、
この映画も最後にやられました。

そもそも
あたしは宮沢りえの「あたしけなげでしょ?だから守ってね♪」
っていうおしつけがましいキャラが嫌いなんですよね。
(いや、お茶のCMもほんだしのCMも特にイヤなわけでもないんですが)
この作品もまさにそんなオーラ全開(笑)

旦那さんが亡くなるのはわかってたんで、
あんなに咳をしているのに、
なんでこの奥さんは医者につれていかないんだろうって
ずっと不思議に思いながら観てました。
死ぬほどの病気なんだから、癌にしろ結核にしろ
食欲もなかったろうし熱がでたりもしただろうし、
本人が仕事が好きだからってほったらかしかいな(^^;

で、死に顔が満足そうだったってオイオイって感じですがな。

寝取っただのと、街の人たちの心無い陰口にも貧乏にも耐えて
映画館を守り続けたトヨと留吉。
客席がガラガラなのは、本当に寂しい場面でした。
二人のシーンがゆっくりゆっくりしていて
じれったいようなはがゆいような
なんともいえないシーンの連続でしたが、
これがないとラストの涙にはつながらないんだな~と
終わってから納得でした。

「トヨさんが好きだったから。」

ずっとこの言葉を聞きたかったんですね。
死ぬときにようやく聞けて、幸せそうに逝ったトヨさん。。
中原ひとみさん、すごいです。
大泣きです、あたし
帰りの車の中でも泣いてました・゜・(ノД`)・゜・






しかし
留吉さん、不器用にもほどがある。高倉健か(^^;

で、やっぱり宮沢りえは苦手なのでした

できればうどん屋夫婦のその後が知りたかったなぁ


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