古畑任三郎 ファイナル 「フェアな殺人者」

同じ名前、同じ顔ですが別人です。
これはフィクションです。

そんなに念を押さなくてもわかってますから大丈夫ですよ（笑）

フェアプレーを好むイチロー選手は、こっそり裏口からホテルに入るのも嫌うほど。
殺人を犯したあとも、普通なら持ち去るはずのマッチもわざと置いてくる。
しかし相手が悪すぎました。
だって古畑さんだよ？
マッチひとつの手がかりであっという間にイチロー選手にたどりつきます。

すべてにフェア。
イチロー選手のイメージを大事にしたまま殺人者を演じさせるという無理が
少しだけ見えるところもありましたが、
（この人に、欲望や愚かさや嫉妬で人を殺すなんて似合わないし）
むしろそのことで面白い作品になったと思います。
これ、イチロー選手でなければ「なにそれー」な結末なわけで（笑）

存在感はさすがですね～演技も！
ファッションも私物ではないかと思わせるおしゃれさだし、
筋トレ、駐車場での疾走などファンサービスも多かったような
（あたしは基本的に野球選手に興味ないですが）
だいたい野球選手っていえばゲスト出演で病気のお子さんのお見舞いに来て棒読みするっていうのが定番だけど（ほんと？）
ここまできちんと演技するなんて、何でもできるのねぇ（笑）

何故そこまで兄、向島さんのために？
兄とはじめたキャッチボール。すべてはそこから始まった。
なんか、昔兄に命を助けられたとか、そういう恩があるのかと思ったら
野球の楽しさを教えてくれた兄への恩だったのですね。
お兄さんが大好きだったんだ・・・

おでこはたいてもらえてよかったね、今泉さん