高野山は弘法大師が唐から帰国し、唐から持ち帰った三鈷杵(さんこしょ)を投げてその三鈷杵が届いた場所だ。冷静に考えると高野山はどんなに近い海岸からでも数十キロ離れているので、そんなことが起きたとは思えない。でも、実際にこの山に登ってみると、ものすごい厳しい山道が続いてその末にたどり着く場所が、四方八方を山で囲まれたくぼ地で、広々とした平地がそこにある。
かつて弘法大師がこの地を選んだ理由がなんとなく理解できる。
その三鈷杵が松の枝に引っかかっていたらしいが、その場所にこの金剛峰寺を建立した。未だに本堂の横には三鈷松が残っている。
今から1400年前の話である。
歴史の重さを改めて感じてしまう。
かつて弘法大師がこの地を選んだ理由がなんとなく理解できる。
その三鈷杵が松の枝に引っかかっていたらしいが、その場所にこの金剛峰寺を建立した。未だに本堂の横には三鈷松が残っている。
今から1400年前の話である。
歴史の重さを改めて感じてしまう。