仁木英之氏著 人気シリーズ、 回を重ねる毎に お気楽仙人談から 王弁君中心の活劇ものに変貌を遂げてゆきます。
王弁君はとうとう夢にまで見た 憧れの先生と交わりを交わします。
なのに王弁君はいざとなったら先生の誘いを断ろうとします。
私は爆笑しました。面白すぎます。
理由はムードがないとか気が乗らないとか。
実はこれは人助けで 交わらないといけないのですが、仙人との交わりは 人間のやるようなことではなく、精神的な交流なのです。
王弁君はドルマさんのトラブルに巻き込まれ 無力な自分を思い知りますが、そんな王弁君が仙人より 殺し屋より 王より強い事が物語を通じて語られます。
王弁君なら思いやりと情熱で 悪い道士を撃破してしまいそうです。