今 そのことで議論が巻き起こっている様ですね。
「ひろゆきさん」あたりは 怒り心頭の様で、自分達の文化を他国の人達に押しつけるな!/そんな労力があるならアルバイトでもしてお金を寄付しろ!…などなど 鼻息荒く批判していましたが。私もそれに近い考えがありましたが、今ひとつシックリきませんでした。
今朝、いつもの様に動画で 日本より遅ればせで「ワイドナショー」を観ていて、千羽鶴について なるほどと腑に落ちたのです。
過去にも震災の現場で扱いに困った物の中に「千羽鶴」も入っていたそうな…、そんな事は初耳でした。真心の押し付けになってしまうこともあるのですね。
ロンドンブーツ1号2号の淳(あつし)さんが話していたことに、千羽鶴を送ろうとしていた人たちは 東京にある「ウクライナの大使館」に送るという事で、ウクライナに送るのではないという事。(私も勘違いしていました)
そして、大使館に思いを伝えたいのなら、それは 大使館の人にしかこたえられない。(そりゃあそうだ)
大事なことは、自分の思いより 相手の思いを優先しなくてはダメだと。
そして 淳さん、一つの折り鶴の話を紹介されていました。
宇宙飛行士の試験で 7人が最終選考で選ばれ、実際に宇宙に行けるのは二人だけなのですが。
その宇宙に行った二人は、それぞれの名前を書いた7つの折り鶴を宇宙空間で飛ばし、ほら!みんなも宇宙に来てるよ!って、その写真を送ったそうです。
折り鶴にまつわるイイ話しです。
ISSキューポラに舞う折り鶴
ちなみに、「ウクライナでは“鶴は死の象徴”と言われている」と言う情報は正しくはなく、ただ、戦地で亡くなった人の魂が鶴になって帰ってくるという、「鶴は哀愁の象徴」の様です。
ゼレンスキー大統領は23日、「ケーキなどのお土産は求めていません。私たちが必要なのは武器です!」 と。叫びですね。
生きるか死ぬかの 命がけで戦っている国に、紙の千羽鶴は ケーキより役に立たないでしょうねぇ…。
ある意味違うと思うんです。
大変な状況 生きて行く為に 復興の為に という意味での千羽鶴というのは、
少しでも励みになるかもしれません。
しかし、ウクライナは、今も死の危険が続く 戦闘状態だという事。
まだ前に進める状態じゃないので、千羽鶴で 癒しを
という状況ではないと思うんです。
残念な事ですが、癒しより 相手を殺す武器が・・・
という悲しい現状だと思われます。
こんなものを折ってられる日本は、良いね~ と
逆に 妬みの気持ちが起こってしまう可能性も有るでしょう。。。
>逆に 妬みの気持ちが起こってしまう可能性も有るでしょう。。。
送られた方の気持ちは・・・私もそこまで危惧します!
外国の人は 千羽鶴の意味訳分かってないですから、紙のおもちゃのような物、じゃあないですか!
生きるか死ぬかの時、子供のお遊びの様なものを送られて、相手側にはそう受け取られてしまうのではとの危惧です。
送る方は自分は応援しているんだ、と言う自己満足であったら良くないですね。
東日本大震災でさえ、同じ文化を理解する日本人でさえ、処理に困ったもの、迷惑だったものに千羽鶴があったと…。
外国ならもっと受け取り方の落差は大きいと思います。