じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

1月21日大阪桐蔭バスケ

2024-01-21 11:38:17 | 高校バスケ
※女子
リバウンド、相手のパスワークに翻弄され幾度となくスリーを許したディフェンス。攻めてもパスがなかなかつながらずシュートもフリーで外す場面が目立つ等後手を踏んだ展開でも普段出来てることをやる、という点で課題が残って見えました。そうした展開に心のスタミナを奪われたか、第1ピリオドで早くも息が上がる選手がいたのも気になりました。この日の西地区準決勝ではそうした展開を立て直すのに前半いっぱいかかって見えました。チームとしては司令塔が定まって見えなかった点が、特にパスワークがガチャガチャして見えた要因に見えましたが、唐原主将が司令塔に入った時が一番チームとしてのバスケが収まって見えました。本来そのポジションではない選手なので、そこはまだまだ模索を要する風に見えました。今季のストロングポイントは旧チームよりフィジカル勝負が出来そうなのと選手層の厚みに見えました。まだまだ伸び代だらけのチームかと思われます。


※男子
ここ数年は特定の核になる個の力が前面に押し出たチームカラーに見えたが今季のチームにはそうした選手は存在しなさげに見えました。だがそれぞれ特徴ある強さを誇り誰を抑えれば勝てるというのがなさげなチームに見えたのが今季のストロングポイントに感じました。この日の2試合ではフリースローも含めてフリーな状態でシュートを外す場面が目立って見えました。強さと鋭さを感じる動きがチームとして出来ていましたがその中でも精度を保つ事が今後の課題にも見えました。後シュートも含め強引な攻撃が目立ったのも気になりましたが、それが精度につながってくれば、課題ではなく武器に変わる可能性も秘めているかと思われます。同校は毎年選手を次から次へと入れ替える印象がありますが今季はそれがあまりなく、特に決勝は大量リードを奪ってもスターターの5人をなかなか下げず彼らとプラス1、2名で廻して大幅に入れ替えたのは最後の数分のみだったというのも印象的でした。女子より新チームのスタートが約2ヶ月早かった分、チームとしてのバスケの成熟度は早いように見えました。この日の2試合のスコアは案外額面通りに見ても良いのかもという期待感を抱かせるチームかと思われます。個々に目を移すと和田選手のバネと強さが個人的には印象に残りました。上のレベルでの戦いでは長谷川選手が良い意味で目立たない戦いが出来るかどうかかも知れません。途中出場の選手にも印象に残った選手が二人いました。選手をあまり変えないと書きましたが、選手層の厚さも感じました。