※投手
大阪桐蔭:近大附属で先発し2失点完投 浪商戦で1点差の最終回リリーフし火消し成功の平嶋投手投げ終えた後捕手と正対出来てる場面が目立ち安定して威力十分のストレートに変化球を制球出来ていたと思います キャッチボールから投げ終えた後相手と正対が常に出来ているから、エース番号を背負えてると思われます 浪商戦では左腕山口裕投手14が先発し5回無失点 遠投では投げ終えた後相手と正対出来てないがマウンドではそれが出来ていたため手首指先の柔らかさからくる球の伸びやキレのあるストレートに変化球を制球良く投げ込めていたのだと思われます 2番手で登板の1年生のオーバーハンド右腕中野投手10がマウンドに上がり2回2失点 投げ終えた後上体が流れるかひねってしまうかが目立ったこととゆるい球をこの日は殆ど使わなかった事が、威力あるストレート投げ込んでる割には結果が出なかった要因かと思われます 遠投では投げ終えた後相手と正対出来いたためマウンドでもそれが出来てフォームに抑揚が出てくれば、結果もついてくるかと思われます この投手のフィールディングは規格外レベル 8回は1年生の本格派右腕森投手11が1回2失点 遠投でもマウンドでも上体が流れるかひねられるかしてしまってましたが遠投でもマウンドでも力投せずして球速そのものを感じる伸びのあるストレート投げ込めるのは大いに魅力 まだまだ体の線は細いが今後しっかり体が出来てきて投げる時上半身を我慢できるようになれば、末恐ろしい投手へと進化を遂げる可能性を秘めているかと思われます
近大附属:背番号13の小柄な右腕宮崎選手サヨナラ負けも3失点完投で責任は十分に果たしたと思います 上手からキレのあるストレートに抜き球を最後まで丁寧に投げてました
大体大浪商:大阪桐蔭戦で5回途中からリリースしたエースの本格派右腕郷上投手のスケール感が目立ちました 遠投からして力入れずとも相手にライナーノーバン送球を正確に相手の胸元へ収めれてましたし遠投でもマウンドでも投げ終えた後相手と正対出来ていたため制球安定 腕を伸び伸び使ったフォームから威力あるストレートに打者がスイング始動してからしか曲がらない縦スライダーを投げ込んでました 4回3分の2を3失点自責点2でしたが大阪桐蔭や履正社等全国クラスの強豪でもエースはれるだけのものを感じました ひょっとして来年のドラフト候補になるかもしれません
※打線
大阪桐蔭:吉田選手境選手徳丸選手ラマル選手の上位4人と下位の二人の下級生増田選手と左打ちの畠中選手はしっかり機能していたと思います 吉田選手ラマル選手畠中選手のスイングが印象に 単に強く振れるだけでなく軌道が綺麗なダウンスイング 境選手も安定して力を発揮 徳丸選手ラマル選手は捉えればふたりとも打球が強くラマル選手は飛距離も強く出るし徳丸選手も近大附属戦で狙って犠飛を放つ 山路選手は打つ方ではこれといったインパクトはなかったが振りそのものは悪くないです 増田選手は近大附属戦で終盤難しいスライダーをレフトオーバー 技術で長打が打てる 今後は5番位まで上がってくるかも 近大附属戦での賀川選手の裏1番が機能するか否かが今後の鍵になる可能性も 近大附属戦では終盤から途中出場の山口澄選手が最終回サヨナラの口火となるヒットを放った場面は1-1からの入れてきたストレートを逃さず捉えたもの これが相手バッテリー心理を読み切ってのものなら内容的にも評価に値するものかと思われます 浪商戦で代打出場の杉本捕手12の打撃が春先より強くなっており、今後正捕手争いになるかも知れません
近大附属:終盤追いつくも全国クラスの投手相手に力負け 2番の左打ちの岡本選手に3番の右打ち北本選手等上位は迫力はともかく喰らいつく力はあるように感じました 8回無死一塁で追い込まれてから外角ストレートをちょこんと合わせてレフト前に運んだ5番の左打ち桑原選手の巧打は、その後の同点撃の大きなきっかけとなりました 一冬超えて下位打線の底上げと全体的に力強さが増せば、戦える打線になるかと思われます
大体大浪商:相手投手のリズムが一定なら例え140後半投げる投手が相手でも何とか弾き返すだけの振りは、特に上位5番くらいまでは出来てましたが夏に向けてはさらなるパワーアップは必要かと思われます
※大阪桐蔭
守備は近大附属戦では落ち着いて守れていましたが浪商戦では過剰な強さからのミスが目立つ ただ両日とも勝負所ではしっかり守れてましたしビッグプレーも飛び出したあたりに、日々の練習を感じました ラマル選手はファースト入り徳丸選手がサードに入る センター吉田選手レフト畠中選手ライト境選手は安定感は未知数も強肩揃い 畠中選手近大附属戦では助走つけずに強肩で中盤犠飛での得点を阻止 境選手も近大附属戦で正確なワンバン送球低い軌道で本塁封殺 終わってみれば大きなプレーでした 近大附属戦では境選手の鋭い走塁で試合開始早々相手に強烈な先制パンチを浴びせる 他にも全国屈指の走力を誇る選手がいるが一方でそれに課題を感じる選手も それにチームとしての機動力野球はまだまだこれから 打線もまだまだ本当の意味での、打線、にはなっておらず個々の力は勝っていながらチームとしての野球で勝るには至らなかった事が、両日とも苦戦を強いられた要因に見える それでも勝ち上がり少しずつだがチーム力を上げてくるのだろうなと思いながら観てました
※近大附属
序盤は大阪桐蔭に着々と加点され今季も9回までやるのがせいぜいかと思うもそこから粘る 宮崎投手の好投と3点目を阻止した中継プレー等チームとしての野球で勝るとも劣らぬものがあったことが要因かと思われます 今後個々の強さを上げていくことが出来れば、宮崎投手以外の投手次第では、夏の甲子園狙えるとこまでチーム力が達する可能性も秘めていると思われます
※大体大浪商
2番手投手の育成と打力のアップが今後の課題に見えました 打つことに関してはこれからどんどん振り込んでいくことかと思われます