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2019年の韓国映画。監督はポン・ジュノ、脚本はジュノとハン・ジンウォン。出演はソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、他。 ポン・ジュノとソン・ガンホは黄金のペアだと思う。
この映画を観たのは2019年、シネ・リーブル神戸 。2019年は個人的に落ち込んでいた時期。私は凡人だから文章を書いても写真を撮ってもその時の気持ちで全く出来が違う。同じようにこの映画は良い映画のはずなのに観ていて楽しめなかった記憶がある。残念。
半地下で暮らす失業者ばかりの四人家族。長男が友人の紹介でお金持ちの家で家庭教師をすることになることをきっかけに次々と家族がその家で働くことになる。妹も他人を装って家庭教師として潜り込ませ、父親は運転手に母親は家政婦として働く。四人家族はパラサイトだ。しかし本当のパラサイトは他にまだいたのだ、、、そして新たなパラサイトとなるのは、、、。
この映画は食事の場面が豊富。そういう意味で私向きで良い映画だと思う。選んだ食事の場面は運転手食堂。ソン・ガンホがチェ・ウシクとパク・ソダムが家庭教師をする家の運転手に雇われることが決まった日の食事の場面。運転手食堂で四人で祝う。運転手食堂は韓国語で「技士(기사)食堂(식당)」 (キサ シクタン )。技士はタクシーやバスの運転手。つまり運転手食堂。一般の人も使えるところが多いそうだ。定食屋のようなメニューが多いらしいが映画の場面のようなビュッフェ 形式もあるようだ。なかなかいい感じである。なのに最初に観たときここの場面の記憶が全くなかった。どれだけ虚ろに観ていたのだろうか。
もう一か所。
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持ち主家族の留守中にくつろぐ一家。屋敷の雰囲気に似合わないこと、この上ない。