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投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

イコライザー THE FINAL(紅茶) - 映画に出てくる食事の場面(75)

2023年のアメリカ映画。監督はアントワーン・フークア。出演はデンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、エウジェニオ・マストランドレア、デヴィッド・デンマン、他。シリーズ3作目。


デンゼル・ワシントンは腕利きのエージェントだった過去を持つ男。今は過去を捨て配車サービスのLyftの仕事を表向きにはしている。ある日、車に乗せた元レンガ職人の客が43年間積み立てた年金基金366,400ドルをハッキングで取られて途方に暮れていることを知る。それを取り戻すためにデンゼル・ワシントンはイタリアのシチリア島に来るという話。


ワイナリーがそのハッキング集団の拠点であることを突き止め、積み上げられた紙幣の山から乗客の言った金額のドル紙幣だけを取り戻したデンゼル・ワシントンは殺害したマフィアのボスの幼い孫から迂闊にも銃弾を受ける。そして車で逃げる途中の道端で力尽きる。そこをエウジェニオ・マストランドレア演じるイタリア国家憲兵に助けられレモ・ジローネ演じる街医者に保護されるというのが映画冒頭になる。


デンゼル・ワシントンはレモ・ジローネの家で過ごし銃創の傷も癒え、街を散策して見つけたカフェに入る。今回はそのカフェの場面を選んだ。




1作目では"DINER"の場面で紅茶を飲むための儀式があったが、それが3作目で再登場している。何度も出てくる。最初は紅茶を頼むも誰も紅茶は注文しないから切らしていると、カプチーノを出されてしまう。




しかし街に慣れ住民との関係も出来上がってくると、ちゃんと紅茶が供されるようになる。




紙ナプキンの置き方がちょっと大げさになったなとは思う。

舞台となった街の風景がとても綺麗だ。


シチリアが舞台となっているが撮影地はアマルフィーの隣町アトラーニ。

1作目、2作目ではデンゼル・ワシントンは自分の裏の顔をさらすことはなかったが、今作では自分がどういう人間であるかを街の人々に知られてしまう。そして街の人たちはそれを承知でデンゼル・ワシントンに味方する。デンゼル・ワシントンはこの街を終の棲家にするのかもしれないと思わせて話は終わる。

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