投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

葬儀二件

昨日は伯父、叔父の葬儀があった。伯父は妻が、叔父は私が参列。

どちらとも家族葬。

簡素、質素であったがどちらも葬儀場のスケジュールに押された感じがしないでもない。要するにバタバタ感があった。いや違うか。家族葬のやり方にもよるのだと思うが、葬儀が簡潔に終わってしまい、いきなり斎場という感覚か。

叔父はかつての職業からきた肺病で長らく病んでいたので、家族はその解放から少しほっとした雰囲気が見えた。時間の経過と共に実感が沸くのかもしれない。叔父の親戚は何故かおらず、従妹、従弟の関係ばかり。そうとは知らず叔母から呼ばれもしないで来た私はもう一人来ていた従妹とすこし戸惑う。ただ祖父の葬儀以来20年数年ぶりに会うこの家の従妹、従弟が懐かしく、それぞれ家庭を築いて立派に、もう50歳を過ぎているのだから当たり前だが、昔夏休みに田舎で遊んだ頃のイメージを多分互いに抱きながら子供のことや仕事の近況を話せた時間は楽しかった。

もう一人の伯父は癌だったそうで、昨年の春頃より周囲は知らされており私の妻も知っていたそうだ。だから突然というわけでもないのだがこの正月には義父と元気に電話で会話していたそうだから、あっけない。息子、娘がいるのだが孫はおらず参列者で一番若いのが私の妻、つまり50歳という状況。葬儀の段取りなど慣れるのもおかしいから当たり前なのだが、時間配分や段取りが悪かったようで妻は不満タラタラで帰ってきた。

当分、双方の親戚で今日の葬儀の話題が出るのかと思う。

昨年の父の葬儀は自宅で取り行ったのだが、喪主の私が初めてで加減が分からず人が座るところがなくなるほど花だらけにしてしまった。今思えばやりすぎたと思う。何をやってるのかと呆れた人もいただろう。葬儀の形もいろいろあるものだと改めて思った。
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