見出し画像

投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

ジャッカルの日(ロブスター) - 映画に出てくる食事の場面(53)

 
1973年のアメリカ映画。フレデリック・フォーサイスの小説を映画化。監督はフレッド・ジンネマン。出演はエドワード・フォックス、マイケル・ロンズデール、デルフィーヌ・セイリグ、アラン・バデル、シリル・キューザック、他。

舞台は1960年代のフランス。第二次世界大戦、インドシナ戦争で疲弊したフランスの大統領に就任したシャルル・ド・ゴールは財政破綻を回避するためアルジェリアの独立を支持。大統領に強硬な態度を期待していた軍人は失望し政府転覆計画を実行する。しかし計画はことごとく失敗。秘密軍事組織(OAS)は衰退。内部のメンバーではドゴール暗殺は不可能と判断し外部のプロの暗殺者を雇うことになった。雇われたのがジャッカル(エドワード・フォックス)。

カスタマイズ銃を組み立てるシーンとその試射は何度見ても飽きない。映画って全体の出来も大事だが、気に入ったシーンが一か所あれば良い。気に入ったシーンが一か所あればそれだけで何度でも繰り返して見たいと思う。

選んだ食事の場面は1997年の「ジャッカル」」と同じ場面。暗殺実行舞台となるパリに入ったジャッカルはジリジリと追跡包囲網に取り囲まれ個人の家に潜伏。パリのサウナで知り合ったゲイの芸術家の部屋でテレビを見ていたエドワード・フォックスの元に部屋の主が食事の買い物をして帰宅する。
 
袋には大きなロブスター。彼はロブスターを手に取りエドワード・フォックスに自慢げに見せる。調理するために背を向けたときにテレビから臨時ニュースが放送される。エドワード・フォックスが殺人犯として指名手配されていることを臨時ニュースが伝えた。





 
銃の場面も貼り付けておこう。

ポール・グーサンスというガンスミス(銃の職人)からオーダーした銃を受け取る場面。



ポール・グーサンスから教えてもらった場所でカスタム銃の試射をする場面。
 


ジョージ・クルーニーの「ラスト・ターゲット」に出てくるカスタム銃を作る場面、試射の場面はこの映画の影響じゃあないかと思っている。

コメント一覧

k-74
おそくなりましたがコメントありがとうございます。この映画、ザッピングするように好きな場面だけ見ることがあります。映画ってこんな楽しみ方があるんだよと、みんなに教えて回っています。迷惑がられていると思いますが。
権助
いやぁ懐かしいい名作で、少し嬉しいです。
フレデリック・フォーサイスの原作も良かったが、この映画も良かった。
エドワード・フォックスはこの映画初めて知りました、ラストシーンも良かった。
間違ってブルース・ウイルスのも見ました、最初の10分で翻案物と理解しました、つまりは知らずに映画館に入った訳です。
お邪魔しました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事