赤色巨星ミラに長大な尾 太陽-冥王星間の2万倍 くじら座の赤色巨星ミラに彗星(すいせい)のような長大な尾があるのを、探査機による紫外線の観測で発見したと、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが16日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 尾の長さは約13光年で、太陽から冥王星の平均距離の約2万倍に相当する。太陽系内の彗星が尾を形成しているのはよく知られているが、銀河系内で恒星が移動しながら尾を形成する現象が見つかったのは初めてという。 チームによると、ミラは終末期のため太陽の数百倍の大きさに膨張した赤色巨星と呼ばれる恒星で、秒速約130キロで銀河系を移動しながら表面のガスを後に残しているという。尾の成分は炭素や酸素とみられ、新たな恒星や惑星誕生の材料になる。 ミラは明るさの変わる変光星としては初めて、約400年前に発見された。(共同) (2007/08/16 10:38) http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070816/usa070816003.htm |
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