田舎に帰省した際に暇だったので前から作ってみたかった鉈の鞘を自作しました。
刃渡り15センチの小振りの鉈の鞘を試しに自作。薄い板で鞘を作りその両側を杉の焼き板で挟んであります。
鉈が鞘から抜けないようにストッパーを付けてあります。これは山茶花の枝。とても簡単な構造ですが鉈が鞘から抜け落ちることはありません。
こちらは大振りの鉈の鞘。檜板二枚を貼り合わせてあります。俎板のような感じですがイメージ通りに仕上がりました。ただ紐をとめる栗(クリ)か小さすぎた。役にたっていません。これはもっと大きなものに取り替えなければなりません。
作り方は単純で納める形を決めてガリガリ削ります。
鉈が鞘から抜けないようにこちらも山茶花の枝でストッパーを作りました。こちらは鉈自体が大きいので鞘を貫通させて二箇所で保持させました。
穴の大きさはバカ穴ですが、二つの穴の中心をわずかにずらしてあるので摩擦でストッパーの枝が勝手に抜けることはありません。
鉈を鞘におさめた写真。
<20180326 追記>
二つの鉈を鞘に収めて使ってみての感想。二つ目の大振りの鉈の鞘は少し大袈裟かなと思っていたが、これくらいの丈夫さがないとすぐに痛むし刃物を入れて歩くわけだから危ない。