投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

しゃぼん玉(弁当) - 映画に出てくる食事の場面(28)


しゃぼん玉



2016年の邦画。監督は東伸児。直木賞作家・乃南アサの小説が原作。主演は林遣都。他に市原悦子、藤井美菜、綿引勝彦。


林遣都は逃亡犯。親に見捨てられ生活のために女性や老人を狙う引ったくり、強盗を繰り返していた。宮崎県の椎葉村でヒッチハイクした車からたたき出され、さまよううちにバイクで転倒した市原悦子を助ける。


市原悦子の家に居候するうちに林遣都は近所の住民から市原悦子の孫と勘違いされる。市原悦子もそれを明に否定しない。皆から世話をやかれるうちに逃げるタイミングを逸する。


老人ばかりの村に降ってわいて表れた若者を皆は歓迎する。林遣都も初めて味わう安息の日々。皆に頼まれる仕事に励む。そんな中、大阪から帰って暮らしていた藤井美菜と出会う。彼女は大阪で通り魔にあったことが原因で10年ぶりに故郷に戻ってきていた。


藤井美菜は林遣都と親交を深めるうちにまた昔のような笑顔を取り戻す。林遣都にも変化が表れていた。


この映画で選んだ食事の場面は三つ。


一つ目は林遣都が近所の婆さん連中から振る舞われた田舎料理。




二つ目は林遣都が市原悦子から箸の持ち方を直される場面。




三つ目は藤井美菜が林遣都のために作ってきた弁当の場面。




一つ目と三つ目のコントラストが良い。


原作はベストセラー。映画も良い出来でした。



(2019年1月)

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