東京でカラヴァッジョ 日記

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【画像】キュビスム展のピカソ- 「キュビスム展 美の革命」(国立西洋美術館)

2023年12月14日 | 展覧会(西洋美術)
パリ ポンピドゥーセンター
キュビスム展 美の革命
2023年10月3日〜2024年1月28日
国立西洋美術館
 
 
 ポンピドゥーセンター所蔵作品に、国内所蔵作品を若干加え、作品112点(初来日が50点以上)と関連資料29点により、1907年から10数年で終焉を迎える芸術運動「キュビスム」の展開を追う。
 
 
【本展の構成】
1 キュビスム以前ーその源泉 
2 「プリミティヴィスム」
3 キュビスムの誕生 - セザンヌに導かれて
4 ブラックとピカソ - ザイルで結ばれた二人(1909–1914) 
5 フェルナン・レジェとフアン・グリス
6 サロンにおけるキュビスム 
7 同時主義とオルフィスム - ロベール・ドローネーとソニア・ドローネー 
8 デュシャン兄弟とピュトー・グループ
9 メゾン・キュビスト
10   芸術家アトリエ「ラ・リュッシュ」 
11   東欧からきたパリの芸術家たち
12   立体未来主義
13   キュビスムと第一次世界大戦 
14   キュビスム以後
 
 
 50年ぶりだというキュビスム展。
 1976年に東京国立近代美術館と京都国立近代美術館にて「キュービズム展」が開催されて以来のこととなるらしい。
 京都国立近代美術館サイトに、同展の概要や出品リストが掲載されている。
 
 
 キュビスムと言えば、ピカソ。
 以下、ピカソの油彩画・彫刻の出品作の画像を掲載する。
 ピカソにおけるキュビスムの変遷。
 
 
2章 「プリミティヴィスム」
 
パブロ・ピカソ
《女性の胸像》
1907年6-7月、ポンピドゥーセンター
 
パブロ・ピカソ
《女性の仮面》
1908年、ポンピドゥーセンター
 
 
3章 キュビスムの誕生 - セザンヌに導かれて
 
パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909年、ポーラ美術館
 
 
4章 ブラックとピカソ - ザイルで結ばれた二人(1909–1914) 
 
パブロ・ピカソ
《女性の胸像》
1909年冬-1910年、ポンピドゥーセンター
 
パブロ・ピカソ
《肘掛け椅子に座る女性》
1910年、ポンピドゥーセンター
 
パブロ・ピカソ
《ギター奏者》
1910年夏、ポンピドゥーセンター
 
パブロ・ピカソ
《少女の頭部》
1913年初頭、ポンピドゥーセンター
 
パブロ・ピカソ
《ヴァイオリン》
1914年、ポンピドゥーセンター
 
 
13章 キュビスムと第一次世界大戦 
 
パブロ・ピカソ
《若い女性の肖像》
1914年7-8月、ポンピドゥーセンター
 
 
14章 キュビスム以後
 
パブロ・ピカソ
《輪を持つ少女》
1919年春、ポンピドゥーセンター
 
 
 
 10月初めの開幕も、会期長めであり先送りにしていたが、会期3分の2近く過ぎたところでようやく訪問。
 
 キュビスム自体に関心が薄く、その歴史や流れには無知であったが、王道はもちろんのこと、東欧出身の芸術家たちのキュビスムやロシアの立体未来主義なども取り上げられ、超大型の作品もあって、期待よりもずっと見応えがある。そして想像以上の混雑。


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