東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

雑記その6

2020年04月03日 | 展覧会(日記)
   今後開催予定の展覧会への影響。
   海外からの借用を予定していた展覧会では、開催期間や展示内容の変更が余儀なくされているようだ。
   さらには開催自体が危惧されている展覧会も。
 
 
東京都美術館
「ボストン美術館展 芸術×力」
2020年4月16日~7月5日
→開幕延期(5月中旬頃の開幕を予定)
   ボストン美術館の30日間の休館により、展覧会の準備が困難となったため。
 
 
パナソニック汐留ミュージアム
「ルオーと日本展」
2020年4月11日〜6月23日
→開幕日を5月9日に変更。
   フランスの美術館から借用予定の作品24点が、開幕に間に合わない見込み。
 
 
ポーラ美術館
「モネとマティス」展
2020年4月23日〜11月3日
→会期変更は予定されていないが、海外の美術館から借用する作品約20点が、開幕に間に合わない。
 
 
千葉市美術館
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念
「ジャポニスム-世界を魅了した浮世絵  」展
2020年7月11日〜9月6日
→地元紙の記事「千葉市美術館の新装開館を記念した浮世絵の企画展の開催が困難な状況に」「展示作品のうち半数を海外から集める予定だったが、渡航制限で搬入が難しくなった」
 
 
   こうして見ると、一般公開の見通しは立たないとはいえ、国立西洋美術館にロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵作品61点が準備万端で待機していて、TV番組やネットで展示風景を見ることができるのはありがたいことと考えるべきなのかなあ。
    なお、展覧会図録の通販では、今まで、「ゴッホ」バージョンのカバーのみの取扱いであったところ、「クリヴェッリ」バージョンのカバーの取扱いも開始したとのこと。購入が少し早かったか。
 
 
 
   話が変わって、太田記念美術館。
   予定の開幕日どおり、展覧会を開幕させている。
 
太田記念美術館
「月岡芳年 血と妖艶」展
2020年4月1日~5月27日
前期:~4月26日、後期:5月1日〜
→4/4、4/5、4/11、4/12の土日は臨時休館。
 
   初日・2日目の来館者は43名と53名とのこと。通常時と比べてどの程度かは分からないけれど、大幅に減少しているのだろう。
 
   追記:4/3の来館者は43名とのこと。
   GW明けまでには正常化していることを祈る。


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