この間の続き
義父から、また電話があって、叔母の尿が出なくなったと連絡があったと
あーじゃぁもう間も無くだなと思い
『Yさん（名前で呼んでるのだ義父を）もし、病院に行かれるのであれば
今日ですよ。明日だと間に合わないかもしれません』
私にしてみれば、実の姉が亡くなるのであれば最後に会いたいとだろうと
そう思ったのだけど、年を取ると気持ちが変わるのだろうか…
近い将来、自分もあっちに行くから
わざわざお別れをしなくてもいいと思うんだろうか
お別れをしなければ、かの人は自分と遠いところで生きていると
そう思うことも出来るからだろうか
心の片隅に悲しい、寂しい気持ちを抱えつつも
死と直面しなければ分からない心の痛みは抱えなくてもいいのだろうか
なんて、私の気持ちは関係なく義父は行かなそうな感じでした
そして、あれだけ大騒ぎしていた義姉も『もういいや』だそうです
もう最後だから、お姉さん、最後に行ってみますか？と言ってみたけど
言葉を交わしたかっただけだから、もういいんだって
そんなもんなんかなぁ
雨が降って、寒ぅ！！
ダンナの方の叔母が末期ガン（卵巣癌かな）のようで
義姉から詳しいこと知らない？と連絡がありました
義姉はダンナ実家とケンカしており、電話できない状態なのです
仕方ないのでダンナに電話して聞いてもらおうと思ったけど
うちのダンナが『俺が電話してやるよ！』なんて言うわけもなく
私が義実家に電話しましたよ。面倒くさいけど、仕方ない…
叔母は義父の実姉で、ずっと独身でした。物言いがキツイというか
何？何か言いたいわけ？この言葉の裏に何かあるわけ？
って感じの言い方をする人でねぇ…（義父にそっくりだわぁ。さすが姉弟）
率直に言えば、嫌味な偏屈ババァって感じです
そんな人なので私たち夫婦は結婚式以来会っていないし、義実家からも話は聞かず…
高齢だし、病気ですと聞いても『まぁ、そういうこともあるかな』位しか私は思わなかった
正直、亡くなる前に会いたいなんて…義姉がそんなことを言い出すとは…
そんなに思い入れがあるとは思いもしなかったデス
お世話をしてるらしい親族に入院している病院名を聞いてもらったのですが
本人が人に会いたいと言わないらしく、近親者も遠慮しているとのこと
なにより、もう食事が取れない状態で腹水もたまってる、もう覚悟してくれと…
義姉は会いたいかもしれないけど、これは会えないだろうなと思って
『お姉さん、本人は誰にも会いたくないと言ってるようだし、状況からしてもうダメかも…』
それを聞いた義姉が『そうか…もう遅すぎだね…』と言った後
『なんでもっと早く言わないんだろう。だから、あの家は嫌いなんだよ』
と言ったのです
冠婚葬祭は別と言うけれど、仮にも義姉は義実家と絶縁宣言してるんですよ
その状態で、具合悪い…という程度で連絡するかなぁ…するなら、もうダメってトコじゃないのかなぁ
お姉さん、ちょっと違うんじゃないかなぁって思ったけど、黙ってました
