審査を前に各教室での稽古に励んでいるが、一番重要なものは出席である。人によっては覚えの早い人遅い人の違いはあるが続けてきていれば覚えられる範囲の空手である。審査の型を覚えていなくても努力する姿が見えれば評価されるし、大会の実績も評価される。長いこと席を置いておくだけでは難しいと思うねぇ。
また進級するにつれ稽古の内容も指導員としての実力・功績も対象となり、稽古を好き嫌いでやっている人には上級の進級には無理がある。
先日の戸塚教室でも私一人だったために新人を上級者に指導させてみた。教えることは教わることである・・・この言葉が理解できるのにはもう少し時間がかかるだろうがちゃんと教えていたのにはびっくりした、小学生でもできないことではない。
過去に審査で型の演武をさせたところ泣き出して取りやめになった子もいたが、そういうのも試練の一つだ。
空手教室に通っている以上は心も鍛えていくということを覚えていってもらうとうれしいものがある。
話は変わるが、先日小学校の主事さんから聞いた話だが,コロナ禍でママさんバレーのメンバーがすっかり減ってしまった。試合ができなくなって単なる練習だけでは物足りないのだろうといっていたが納得する部分もある。試合ができないとやはりモチベーションが下がってくるのだろう。
空手でもこのモチベーションがないと続けるのをやめるだろうねぇ、しっかり目標をもってやってほしいものである。