10年ほど前に生麦教室が地域の皆さんに声をかけて剣道会と一緒に演武会を実施した時に試割を行ったのだが当時の板の余りをずっと保管していて機会があればと思っていたが、今度の川崎市民まつりでは一般の人が演武するそうで使ってもらおうかね。1枚八分板、2,4センチの厚さの杉板である。
人間の手で持てるのが3枚ほどであるが、当時私は3方割として正拳突き、前蹴り、回し蹴りで割ったものだが今回はだれが3枚に挑戦するのか、もちろん1枚でも十分な迫力はあるが、やはり2枚くらいは割ってほしいところである。
瓦割りも迫力があるが、正直後片付けが大変でなるべくやらないようにはしていたが希望者がいればやぶさかではない。
もともとはこういうのが空手のだいご味ではあるのだがいつの間にか競技中心でスポーツ化しているからねぇ。
今は試割用のバットもあるのでできなくもない、どうかねぇ。
今夜は川崎だ、もうしばらくしていくとするかね。
ジュニア大会の昼休みに各団体のウォーミングアップ状況を収録してあるのだが、素顔の中に緊張感が見られたりして楽しいものがある。試合は形はともかく、面を付けて行うので表情が読み取れない。みんなの表情が見て取れて楽しいものがあり、大きくなってから振り返ってみた時の記念にもなるのではないかね。
ユーチューブではずいぶん前の表彰式や形試合などがあって稽古風景など覚えていない人も多い、青年となった人間のあどけない頃の動画など見るとほほえましいものがあり、人生の足跡でもある。
当会では30年前の大会から記録しているので懐かしいものがたくさんある。私の記録など約50年ほど前に当時の8ミリ動画で記録していたものが今になってよみがえって時々見ては懐かしさを感じている。
また、他流の大会に出場する人はその流派の大会を見ることも大いに勉強になるだろう。大会によってはルールも違うしスタイルも違っている。同じ防具空手でもポイントの取り方、間合いなども違っている。
今は大変便利な時代になってそのような研究もできてその差が勝負を決める。
日防連の大会をとっても、優勝する人は研究を重ねてきている。ただうまい下手だけでは勝てない。
上手な相手にはその得意な技を封印させる試合運び、自分の間合いで試合を展開するにはどうしたらいいか・・
大きい人とは・・小さい動きをする人とは・・いろんな相手を研究してこそ優勝につながるのだろう。
ただやみくもに練習をこなせばいいという競技ではないということも大事なことだろうねぇ。
9月も今日で終わりか、暑い夏もようやく終わりになるかねぇ。猛暑日が90日ということは3か月もあったということで大変な夏である。夏は嫌いではないがさすがにこのように続くとうんざりだ。
今夜は川崎の稽古だね、明日は試合の子もいる。
大会シーズンを迎える、頑張るかね。