世界の国々は中国の一対一路や海のシルクロード等壮大な構想に易々と賛同し、資金を出したり港(土地)を売ったり長期の租借権で貸し出したりした。
この為トラブルも多発しているがその時の政権を選んだ国民が悪い、何時の時代も国が違っても「利権」に目がくらむ政治屋は存在する。
中国が嫌いな筆者は好感を持つことは何もないが、嫌いな部分とか先進な事は注目している、気になる記事は収集していて国別では米国に次ぐ量が有る、今叩いて置かないと後々あの時と思っても遅すぎるからだ、トランプの貿易戦争には賛成するし日本の緩い態度には腹が立つのが現状、日本もファイブアイズ(英国を中心とした英連邦)に入れとか、インド太平洋構想、TPPの拡充等中国包囲網が進展するか注目している、個人的には何のメリットはないが良くも悪くも中国のやりたい放題にはブレーキ役を日本は持たないと存在感が益々少なくなる。
日本は海外からの観光客増加の錦を下げるべきと考える、観光客の制限は入国ビザを取り海外旅行保険に加入する、PCR検査は証明書が絡むから今は保留だが中国からの出国と日本への入国時には体温検査する、LCCは当分許可しない、入国者数(観光客)は最大でも500万人程度とその他の国からでも最大で1000万人位で良い、世界的なウイルスの終息が感じられるまで。
その他特定技能の労働者、日本語留学生の入国は厳重にする、今までの緩い姿勢ではダメ、今日本に滞在している者の把握をしっかり行う、泥棒や犯罪に加担している者が要る筈だ。
中国が行った港湾投資や租借権の主な案件は以下の様な国と港、安易に行った国ではオーストラリアで2014年シドニーの北に有る石炭の積出港のニューカッスル港を買収で約1300億円、2015年に北の地に有るダーウイン港ここには米国の基地が近くに有る、約370億円で99年の租借権、2016年メルボルン港が約1500億円、電力インフラではビクトリア州の5つの電力会社の所有権、南オーストラリア州で唯一の送電会社の一部を所有、残りは香港の投資会社が所有。
農地も買い漁り所有数は英国に次いで2位、移民や留学生も増加していて2018年で130万人を超えている、人口の5.2%を占める。
その他スリランカのコロンボ港を約620億円とハンバントタ港約1100億円、トルコのクムボート港約1000億円、ギリシャのピレウス港約340億円、アブダビのハリファ港約810億円等が有り、2019年12月までに18ヵ国で25案件、総額約1兆2000億円が中国の国有企業が中心に投資している。
タイでは東西で狭い所に運河建設の話を持ち掛けている、南シナ海での島建設は厄介な案件、そして今いよいよ南太平洋にも進出か?
第二次世界大戦で米国と激戦した島国のソロモン諸島と沈む島キリバスをコンクリートで囲い浸食を防ぐ工事を行う計画が持ち上がっている、これら壮大な計画を実現させたのは日本、ドイツ、米国等の国々が投資したり工場を建てて製造拠点を造らせ40年間の長期戦略に協力し、世界一の儲けられる国にした結果だ、こんな事になるとは思わなかったで有ろうが軍事力も持ち、米国さえも今や競争相手と思わずに世界戦略に邁進中だ。
この中の幾つかの案件では「債務のワナ」にハマったプロジェクトが有る、運営権が長期に中国に移行する事です。乗っ取られる事ですからその国にはメリットが無くなる事です、軒先を貸して母屋が摂られるです。
日本は中国と密接な二階幹事長に権力を与えてしまった安倍が悪いが菅は流れを起こしてくれた恩人として重宝するだろうからしばらく安泰だが、こんな老人を現役にしている和歌山県人を嫌いになろう、そしてこの地にIR法でのリゾート建設に反対して欲しい。