総務省を牛耳っていたと言われている菅総理は長男の行き過ぎた接待で、連日弁解に追われている、脇が甘かったからが原因では有るが本来はこんな事は許せる時代でもないのに、悪行が続いていた。週刊誌が暴いたが、本来なら身近にいる大マスコミが知っていただろうと思えるが、彼らは基本政府寄りだから知ってても口にチャックして、国民が知りたい情報を知らせない、これでは何の報道機関かと言いたいが、政府経由の情報ルートは遮断できない体質になっている。
新聞の売り上げ部数は減っているらしい、TV局も基本広告収入頼りだからこれが最近単価が下落しているから本数で稼ぐしかない、取り合えず時間を埋めないといけないから朝から夕方までは情報番組を流し続ける、そこに何でと思われるお笑い芸人が居座る、彼らにコメントは半数以上は求めてはいないだろうが局側は何とか穴を作らいために、取り合えず顔が売れている?(それを局が加担しているが)、何とも安易で中身のない情報番組で有るが、一応高い視聴率でもないのに広告を流し続けている。この広告が多過ぎるから広告となるとチャンネルを切り替える、基本贔屓の局や番組はないから視聴率には何も貢献はしてない。
日本人は豊な生活を送っている?一見そう思えるが実態はそうではない気がする、豊かな時代は有ったがそれは最近でなく数十年前バブル時代まではそうで有った、だからバブルなんだが皆浮かれていた時代だ、筆者もその一人でその頃はやたらと海外に行く機会が多かった、大した理由もないのに飛行機に乗っていた恥ずかしい期間が有る、では日本は貧しくなり始めたのは何時ごろか、と尋ねられるなら正規雇用から非正規が多くなりつつある時代からで、小泉政権が根本原因だ、人気だけは有ったが実態は働く人を貧しくしただけで有った、失われた20年とか30年とか言われているが、それは各種統計でも欧米諸国は豊かになっている、世界の生産基地となった中国や東南アジア飛躍的に生活の質が向上した。
日本は世界と戦えなくなって、取り合えず製造を中国に移したのが良かったのかと疑問だ、製造基地としての移転でなく、付随する製造ノウハウをセットでの中国移転で有ったから、多くの技術が中国に奪われただけではないのかと、中国の発展に一番貢献したのは紛れもなく日本、結果豊かな中国が生まれ、貧しい国に日本が成りつつ有る、経営の失敗が殆どで、これはサラリーマン社長が多くなった結果で、創業者が現役で頑張っている頃までとは違う、この日本には創業者社長は多いが小粒だから世界でNO1となる企業が出てこない、最近ユニクロが世界一のアパレル産業になったとのニュースが有ったが、社長は創業者で有る、この社長=創業者が生まれる国にならなければ、国を引っ張れない、世界的なIT企業のグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルは創業者ジョブスが追い出された時期が有ったが結局呼び戻され、その後飛躍的に伸びた、これらに共通している事は創業者がまだ第一線で活躍していた時代に経営の基盤が出来上がったし、飛躍する目標も有るから時価総額で驚異的な数字を出している。
日本は世界をマーケットに活躍する有望な企業が現在無いと言っても良い位に無い、上記に書いた力強い創業者が生まれてないからで有る、アイデアや原案的には有ったがそれを向上させる力が足りない、資金力も日本の銀行やファンド、ベンチャーキャピタリストと言った人種は居るが、何れも小粒だから世界に打って出られない、リスクテイクが出来ないようでは世界に出れない、根本原因だが日本と言う社会、日本人から脱皮が始まらない限り、世界企業は出てこない、日本は衰退する国で有る事は間違いない、井戸の中の蛙でしかない。