聞かれれば、日本の参議院選挙ではなく、アメリカの中間選挙となります。日本の政治は国内だけ、だがアメリカは世界に影響するから当然注目度は高くなる、2大政党なので何方かでしかないが、政局の振れは大きく変わる、大抵の法案で党のカラーが強い案件は変えられる場合が多い、今回も期待してない高齢者が立候補したら悲劇だ、アメリカは40歳代後半から55才位までの人が理想を掲げて立候補しなければと言う意識が、半世紀前から有る、老人では政治がつまらないと思っているのに、アメリカのおバカさん達は70歳代の高齢者の立候補で満足しているのには呆れる、アメリカ人の意識が内向きになったのか、こんな連中を本気で支持するつもりなのかと問いたい程だ。
先ずは前大統領のトランプだが、彼はまだ立候補するとは言ってないので、候補の一人に成るだろうと、そんなトランプを彼がまだ若い時代から知っている、筆者がアメリカに行きだして約半世紀が建ちます。大変古いアメリカを知つているつもりです、一応1年半を過ごして、その後の数十年には年に数回から8回は行っていたので、アメリカを語る資格は有るだろうと思っている、彼はオヤジさんから不動産業を引き継いで、多くいる不動産王の一人かもしれない、しかし日本のバブルマネーが米国を席巻しだしたから、彼にとってはライバルの出現で日本人に好感は持っていなかった、日本をビジネスの相手とはしていないから、当然です。よってバブル時代に日本人が彼に会ったと言う人は少ないだろう、バブルが弾けたのが早いから、進出する勢いは有ったが引くのは、それ以上に早かった、その結果は言うまでもなく、日本の金融機関を破滅へと追いやった、余りにもお金を不動産に打ち込んだから深みから抜け出せない、あらゆる産業に悪い影響を与えてしまった、それが失われた30年となった。これが原因で韓国が日本を追い付き、半導体、造船業、白物家電等多くの産業で力を付けた,唯一追い付けなかったのが自動車産業で、これは今でも劣勢だ。
韓国に追い付かれ、特定分野では追い越されているが、人口が半分以下だから合計では追い越せない、しかし中国は人口が12倍も有り、資源保有も有りで、白物家電では幾つもの日本ブランドが中国に移転された、内燃機の開発では日本に追い付けないから、電気自動車=EVへシフト、補助金も豊富だし電池向け資源は豊富に有るので追い付けない程に、中国の生産台数は多くなっている、自動車製造の先生の日本が今や小僧扱いだ。
何とも哀れな日本だが、5年間の韓国政権との不協和音で、これは両国にはデメリットばかりだ、幸いに半導体が有ったので国としては保っているが、例えばLNG船は中国が多くて約40%、日本と韓国ではLNG船は同じ位の件数で約25%だが最近は韓国の方が多い、しかし赤字から脱却出来ていない。日本と韓国が友好的でないのはアメリカにも好ましくはない、トランプは北朝鮮には熱心で有ったが、韓国に対しては友好的でなかった、中国には関税面で圧力を掛けた、これが最近まで続いているが、ウオルマートの様な大きなメガストアーでは基本中国から商品が入らないと棚がスカスカ状態になる、幸いアメリカは景気が良かったから、少々高くても売れたが、インフレ率は高いままだ、これの是正でバイデンは習と交渉中だ、選挙に勝つためにはインフレを抑え込まないといけない、これが彼の最大の悩みで、中国との関係は見直すだろう。選挙に勝てるなら何でも使うのがアメリカ、しかし石油の生産量が多く、略自前で賄えるのに何でオイル高を許しているのかが理解出来ない、世界的な便乗値上げしていると疑う。
バイデンは最近の支持率が過去数週間連続で低下していて約36%と過去最低水準だ。この数字がバイデン指示の現状だから彼とスタッフは慌てる、民主党支持者でも最近のインフレ、特にガソリンが1ガロン当たり5ドルにもなれば指示は得られない、バイデンの動きに勢いがない、中間選挙が終わるまでは次の大統領選挙は辞退するとかは言えない、言えば一気に求心力が下がる。それにしてもトランプの存在感が高いままだ、最近まで議会襲撃の暴挙が下院特別委員会で公聴会が行われ、関心を集めている、中身的には彼に不利な意見が多い、国民の意見でも刑事訴追すべきと考えるアメリカ人がだった54%でしかない、共和党支持者の内、刑事訴追に反対する割合は71%だ、なんでこんなおバカ数字になるのかと疑う、そして共和党支持者の内、議会襲撃を指示する人の割合が33%も有る、この数字が今の共和党支持者の質を表しているから喜べない、これでは世界でも受け入れられない数字だろう、銃の乱射事件が毎年の様に起こるが、銃の保有に対して賛成意見が多い、イカレタ連中が多い国だから徹底した取り締まりで銃を減らす事だが、特に共和党は反対するのが通例で銃社会を奨励している、以前の共和党員でない支持者が増えているのは事実で、これが混乱の元だ。