昨年は「脱酸素」で決まりかけていたが2月にロシアがウクライナに戦争を仕掛けて、その状況は一変した、エネルギーが世界でバランス良く流通していればの「前提条件で有った」、これが崩れてからの世界情勢は資源や原資を持つ国が有利となる大変化が起こってしまった。意外な事にロシアはこの分野で圧倒的な存在感が有る国で有った、戦費の嵩んでもそれ以上に資源収入が多いから、国としては持ち堪えている、大国とは広い土地を抑えている事を証明している、何処かに収入源となる鉱物や原液となる成分が摂れたりする、ロシアは石油とガスでは圧倒的に有利で、中国は薬の原液となる成分が多く摂れる国で、基を辿れば中国に行き着くと言われている、これにプラス鉱物資源も多い、これではG7なんか何も意味しない、この2カ国が有っての消費国でしかないのが判明している、今付き合いたくない国に頼るしかないのが現実で有る。
突き付けられた、多くの状況にG7はなす術をもたない、降参するしかないが、何かの知恵が有るのかと問いたい、日本は取り合えず「サハリン2」がどうなるかだ、収入を確保するには日本と妥協するしかないのか、或いは収入が減っても対中国とインドが有ればどうにか消費はしてくれる、このバランスの取引で日本は不利かもしれない、この状況の変化を仕掛けたのはロシアの日本虐め以外の何物でもない、日本は脅せば妥協する国だと、世界の国は知っているから、これを戦略的に使うのだ、戦争放棄なんてノンキナ事を言ったり国是としている国は、最終的な争いで負けてしまう、憲法の9条を柔軟に変える必要が有る、軍隊向けの装備品の内容をランクアップして、世界が欲しい武器やシステムを造り上げるしかない、そうでなくても日本は製造国としての地位が落ちた国で、世界からは必要とされてない国に成りつつ有る、日本の底力を見せなくてはならないが、政治家にそんなアイデアとか発想がない、競争原理が働かない世界に居ただけで、使い者にはならない連中だ、給料泥棒の集まりと言っても良い程に役には立たない。
世の中の流れや現状を知ったからと言っても、個人的には何のメリットもないが、知らないよりは知った方が良い、その入手経路が友人経由か、TV等マスコミからなのか、TVなら映像付きが有利、新聞等は活字からの発見で、それが購読紙によって扱いが違う、最終的には記者が何を得たかによって違う、筆者は比較的多くの記事や紙面に触れているが、全てではない、そんな時間的な余裕はない。余命が長いとも思わないから、特定の分野で浪費したくない、余命と言っても半年や1年ではないと思っているが、1年単位で気力や体力と相談しながらと思っているから、最低でも後5年は生きたいと、15年や20年ある人とは根本的な時間差が有る、5年何かすぐに使い終わる時間だから、その位しか無いと、貴重な時間で有るのは間違いない、有効に使いたいと思っている。
日本だけでなく世界はワクチン入手に多くの経費と時間を使った、医薬品の製造工程には、①原薬の材料を製造 ②原薬の製造 ③製剤化と大きく分かれるが、①と②は海外依存が圧倒的に多い、その中で①は約49%が中国で、次に韓国とインドでこの3か国で79.2％を占める、原薬は中国で23.5%、次に韓国で22.3%その他イタリアとインドが続く、日本の医薬品の国内生産は8兆5195億円で、主成分の半分以上が輸入品でその額は5兆8947億円となり全体の約7割と高い。
日本でモノを作るとそのコストが5倍から8倍と高くなる、これでは製造国にはなれない、この課題をどうクリアしていけるのかが大きな課題だ。だが日本人の給料は多くなってない、どうしてだ、今やサラリーマンで有ってもその仕事によってはマレーシアやタイに追い越されてのが有る、ベトナムとインドネシアが追い付くには数年は掛かるが、5年後には追い付いている分野が有ると思っている、そうなると日本のポジションはアジアの中でも落ちている事だ、深刻な事態が5年後以降に現実となる事を理解して、今高校生位でも将来の進学はアジアの大学、就職もアジアの企業になるかもしれない、その為には最低英語力アップを心掛ける必要が有る。
