欧州は何処の国も良くない、この中でG7メンバー国のイタリアは最悪の状況で、ギリシャに次いで悪い、人口の多いスペインも良くなく、フランスも良くない状況だ、欧州の優等生・ドイツも傾向としては良くないから、全体を押し下げている。
中國なんか実態が掴めないが、若者を中心とした失業者が多いと言う報告が有る、ハイテク分野は米国に制限掛けられているから悪いのは分かる、何より不動産市況が中国の産業動向の3割以上と、世界で類を見ない構造だ、それが上位不動産業界を中心に景気は最悪状態だ、人口以上に不動産の部屋に空きが有るとは、どんな市況予測で建設されたのか理解不能だ、これでは景気が上向くとは近い未来で有り得ない。
米国は力強い経済が有ると言う意見と、そうで無い意見が有り、正直分からないが好景気ではなさそうだ。製造業は元々メキシコにシフトしているから自動車関連と宇宙関連が大きな産業として存在している、これらにプラスしてソフトウエア企業群の世界展開が益々期待される、各企業の時価総額は50年以上の古い産業群より遥かに多い、これらが有機的に活動すれば必ず米国は世界のリーダーとして存在する。
米国はまだ未使用の広大な地域が存在している、シリコンバレーは活用可能な土地は少ないし、ホテルやオフィス等を誘致しても広大な土地には制限が有り、水や畑等生きて行くための食糧確保には限界が有る、幾つかの企業がテキサス州やアリゾナ州に移転したように、これからも移転数は増えるだろう、何より働く人の為の戸建やアパートが適正な価格で提供できないと、人は集まらない、もうシスコからサンノゼ周辺は企業群が多過ぎる、3割が移転したとしても、まだ集積度は高い。
ベイエリアにはシスコからオークランド以北への電車が伸びているが、これ以外には湾を周回する電車は必要で有ろう、快速なら湾1周で1時間も有れば可能だ、駅数は10箇所位に停車するだけで、停車駅間は普通電車で繋ぐ、これなら何処にも有る風景だ、こんな事は日本が得意としているインフラと思えるから、幸い日立が電車の生産しているから開発メンバーになれるかもしれない。
こうして米国は産業を発展させ、24年以降も世界のリーダー国として存在して欲しい、変な国中国の優位性は抑える、彼らは自分たちが持つ資源を配分しないで、技術だけが盗むと言う国は仲間外れにすれば良い、厄介な国インドを自由主義に引き入れる事を重要課題として、インド人に対して中国に教えた生産、製造手法を教えれば良い、ASEANは厳密には中国もインドも日本はメンバー国ではない、協力を行う国で会議には出席はするが基本10ヶ国が中心の連合体だ。
日本が貿易や経済で占める額は1,400億ドル位で多くはない、比率も17%位だから、中国1国位の大きさ依りも少し低い、国単位は中国が最大の相手国で、この数字は米国よりも多い、この関係をゼロにすると両国に余りにも大きなダメージとなるから徐々に減らせば良い、中国のバブルが弾ければ当然関係は低くなる、それが今年中か来年初めには起こるだろう、日本はそれを覚悟で生活と経済を慎重にフォローしなければならない。中国自身が自分の首を絞めている感じだから、これを改善する方向へ早く切り替えないと、かなりやばい状態になるだろう、人口が多いから日本が経験した、バブル以降の経済状態は最悪となる可能性が有る、日本も影響を受けるから、この際中国に方針転換を望む、何もかも中国内で完結したいなら、やってみればよい。