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半導体の不足とか低迷期に入るとか、この産業の難しさは有るが、さて日本は、

どうするのかと言うより前進へ舵を切った、1980年代には日本は世界のトップランナーで有ったが韓国に追い付かれ、追い抜かれてしまった。特に技術者数人程度でなく要なくなったと思われていた部署ごとを雇い入れたいと本気で半導体ビジネスに参入して来た、特にサムソンには多くの日本人が関わった、日本から出たくない人向けに国内で働ける場を設けていた程に日本技術が欲しかった、白物家電を輸出しなければならないから半導体の国内生産は必須の条件で有った、パソコンの商品化は積極的でなかったから韓国製PCはどの程度の競争力が有ったかは知らない、しかし携帯電話は日本へのOEMが有ったから、これは大量に輸入されていた、パソコン用と携帯では、遥かに携帯が先端を行く技術の集合体だから得意な分野で有ろう、造れる技術は数年先を行っている。

製造コストで国内では造れないと早々と携帯は韓国製に移行する、政治は何をしていたかと疑問符だ、技術を棄てた日本の産業界で有った。お金儲けと言う観点では日本は後進国になってしまった、小型化と薄型と日本の需要を奪い取った韓国の勢いだ、中国の台頭まで期間的には長くないが、韓国の携帯は世界に進出する、携帯の量が多く成れば当然半導体も必要となる、こうして韓国はPCソフトの開発でも前進する、日本からの注文にも応じているので日本語が出来るスタッフも抱えている。総人口が日本の半分以下だから追い付けないが部分的には追い越している、給料で有ったり専門的な分野で韓国に出来て、日本では出来ないと言う情けない分野が有る、コスト的に韓国有利が続いているのは有る、こうして日本は相対的に貧乏になっているのが現状だ。もう半導体でも差が開くばかりだが中国の勢いが数倍は有る。

これらに対抗する為に、日本政府が動いた、台湾のTSMCとの合弁工場を熊本に建設する、1年以上掛かるが、ここで生産される半導体は最新テクノロジーの半導体でなく、主に自動車向けとなる予定だ、回路線幅が太いのを中心に製造する、ここでなくても製造できる半導体だが、日本でのニーズは自動車のEV化や自動運転向けとなる、今や自動車も半導体がないと動かない、自動車1台当たりで約1000個の半導体が使われている、品不足で市場に出せない車が有る位だから日本にとっては深刻だ、どうにかカバーしようと政府と日本連合そして米国IBMが連携することになる、IBMと言っても昔のIBMではないので工場での先端技術で造られる商品はない、実験室での商品化実験だから、それが実践に向くかと言われれば、返事に窮する、日本連合も寄り合い世帯だから船長がしっかりしないと方向がマッチングしない、この心配が多くて正直不安だ、新聞が報道している程に期待を持たない、人材が集められたかが不安材料で、IBMなんか2015年には半導体から撤退しているし、パソコン事業部も中国に売っているので先端技術での製造経験に乏しいのがネックだ、以前の栄光で開発が進むとは言えない、部分的には他社が持つ技術が良い場合は有る、日本にも100社位は半導体関連企業が有るが、何れも小粒だし材料だったり部品程度と数社以外は当てにならない、とこれは本音で言って置くが、かなり本気で取り組まないと成功はしない、連携で有ったりM&Aが必要な場合も出るだろう、分野が多岐に渡るから製品の整合性は必要だ、今までも寄り合いで失敗しているから、これが最後の挑戦だと思って取り組んで欲しい。

日本は産業のコメとして半導体に注力したが、技術の進歩なのかコスト削減が進まなかったのか、産業界に勢いがなくなったのか、見事に忘れられていた分野の復興だ、アメリカと共にチャレンジして中国と正面衝突する、勝てよ。


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