業績が良くないと思うのが普通だ、誰でも想像が出来るコロナ過での現象で、この2年間通常出掛ける商業エリアで店舗の閉店は当たり前に見る光景だ、店舗ベースだから個人経営店も有るだろうが、飲食系とそれらに関係する企業の倒産を余り聞かない、これがコロナ禍以降で不思議に思っていたが、実態は政府の資金繰り支援で倒産を抑制しているらしい、20年5月から政府系金融機関だけだった無利子、無担保融資、これを「ゼロセロ融資」と言うが、民間金融機関にも担い手として広げた。焦げ付いても信用保証協会が代わりに弁済する、これでどの金融機関も融資に乗り出した、21年6月末の企業による借入金は前年比37兆円増えた、倒産を政策効果で強引に抑え込んでいるのが実態、しかし借りたお金はいずれ返すのが基本で、これが今年から始まり返済できない店や会社が出始めているらしい。
よって今年の日本経済は落ち込むと予想される、株も売りが多く発生されるだろうと予測は付く、いよいよ不況が国内の各地で出るから、皆さんが働く会社や取引先に「危ない企業」が有るかもしれない、個人経営でないチェーン形態のホテルや旅行社、飲食系、航空会社等運輸系、これらに納品している会社も多い、テレワークが進めばオフィス需要も減る、建築や工事会社等あらゆる事業体に影響が出る、4月から入社する数十万人の新入は期待通りに行かないかもしれない、幸いに個人金融資産が2000兆円も有るから豊かな人は生き延びる、企業も内部留保でため込んでいるから、それを吐き出せば従来通リに給料が払える訳ではないが数ヵ月は大丈夫だろう、大変な人は住宅購入でローンを組んで支払いが始まった人は先行き不安材料だ、特に東京の様な高額物件を購入した人は月々の支払額が多い、どう考えてもこの2年間の経済活動はマイナスだ、日本の地盤沈下が進めば、一気に大不況となる、世界でのコロナの終息がなければ、お金が回らないから日本だけでなく世界不況となる。
個人の力では対処できない、日本政府は既に余りにも多くの借金を抱え込んでいる、耐え忍ぶにも限界が有るから、自殺や暴動が頻発する社会不安だけは起こらないのを望むが、食えなくなる事だけは避けたい、筆者は東京から地方に移転を勧めている、地方には空き家も有り、休耕地も有るが野菜等を直ぐには生産できない、取り合えず食べる物が有れば生きられるが時間との勝負だ、そんな事も有るだろうと家族や親戚、友人関係と話し合う事は必要かもしれない、日本は自然災害が多い国で、どれか一つのプレートが大きく作用すれば一大事だ、地震、津波、洪水(台風)、噴火これら全てが当てはまる国は、世界でも日本だけだろう、世界一のカントリーリスクの国に住んでいる、家族の中で誰か一人でも日本以外で暮らせばその人が生き延びてくれる、その為にも海外に移住も有りです、沖縄が日本に返還された時に彼らは米国籍で有ったから多くが日本を去った、県人単位では沖縄人が一番多く海外に親戚が居る。
日系人が多く暮らす米国でも5世代目に入った、100年以上前からだから1世紀は遠い昔だ、彼らは日系で有るが必ずしも日本よりとは言えない現実は有る。
一般の日本人は呑気だから、こんな事を考えていないだろうが、中国人で海外に住む人を華僑というが、彼ら約1億人が地球上に散ばっている、筆者は半世紀前から海外に住んだり往来を繰り返したから、既に下調べは終わっているので何時でも日本脱出が出来る、しかしこの先5年位の生命が有ればと考えているので日本に住むだろう、若い世代で活かせる能力が有れば海外へ飛躍の場を求めてもらいたい、その方がチャンスを得られる、起業して大金持ちに成れるかもしれない、人生で数回の挫折は取り返せる時代に成っているからチャレンジする事です。