米国では大統領選挙前はお祭り騒ぎで、毎回書店には人物評みたいなのが並ぶ、紙質が悪い(厚)から厚くなり重たい(以前は)、共和と民主の2大政党だから岩盤支持に支えられている、候補者が悪く書かれても無党派層は多くないからこの両党は1%でも多く取り込もうとお祭り騒ぎする、1年以上の長い期間をこんなことで費やしている米国民はバカかと思うが、これは長年の行事だからよそ者は口がは攻めない。
それにしても前回のトランプなんか真からの共和党でなかった雰囲気だったが岩盤が徐々に出来上がり、僅差で選ばれたにすぎないが4年があっという間に過ぎてしまった、内なる意見でも政治も外交もないトランプで持つかと不安視されていた、発言がバカらしいからインテリ風には取られない、国際間の重要事項も脱退したり署名しない等協調もない荒くれ者、世界に於ける警察官の看板も下ろして自国主義に振り舞う、こんな誰が見ても信任は得られないと思うのがこれは外から見ている意見で国内では熱狂するおバカさんが沢山いるのがアメリカです。
47年前からアメリカに行き、暮らしても見た、多くの海外を歩いての感想でもアメリカは好きな国では有る、しかしトランプが大統領になってからは好感が持てないから行ってもいない。但し1点だけトランプだから出来たと思うことは中国への対抗意識です。これだけ露骨に意見を言ったり態度で示したり出来るのは、President of United Statesだかですね、この20年間だけを見ても中国へ強い姿勢を見せてこなかった米国大統領が、結果産業で差を付けられ、国際社会での存在感を許して来たのは汚点で有った、イギリスから米国へ、米国から一部日本が、そして米国から中国へとシフトしたのを気が付いていたが対応が弱腰で有った、40年以上前から累計で正規留学生が平均20万人いたとすれば800万人が米国で学び企業で働いていた、現在どれだけの中国人が在米中かは知らないが基本中国人はスパイにカウントすれば多くの先端技術や知識は中国に渡っている、今封鎖されても5年は国内で活かされるだろう、中国包囲網が遅すぎたと捉えている。
日本は中国へ何も言えない状態が長すぎた、この間技術と人が中国へ流れた、短い期間で有っても日本より好待遇だから多くの技術者が中国企業の発展に寄与した、マーケットは有るし使える人も多い、多くの生産技術は数年で完成するから何時の間にか市場に製品を出してくる、年々品質も向上し安いから、マーケットを抑えるのは自然の理です。
全ての分野で負けているのが現状、家電からパソコンまで、生活雑貨を中国から入れないとすれば、店内はスカスカ状態となるほどに中国に頼っている、マスクなんか1枚3円で出来る中国には勝てないが必需品を今の様に頼っていたらまさかの時に慌てる、高くても国産へ30%位はシフトさせないと最終的に困るのは日本と認識を改めないといけない。