日本の寝ぼけた戯言は聞き飽きた、と言える。
戦後の貧しい時代でも1家族に子供が4~5人は居た家庭が多かった。
その最たる現象は昭和22年から25年生まれの通称で言われている団塊世代だ、年間200万から250万人も生まれて居たから、どんな田舎でも子供が元気に遊んでいた時代だ、それも同年代でなく3~4年上の年代と遊んでいた記憶が有る。
学校の教室には入れきれない子供で溢れていたのだ、そんな時代背景で育った我々団塊世代は中学卒までは自動的に進級するが、高校からは公立に行けるか私立に行けるかで有った、その時代はまだ公立高校に行くのが勉強が出来る人で、おバカは公立に行けないで私立にしか受け入れる場がなかった。
現在は生まれる子供が100万にも満たないから、少子化だ。戦後から随分時代が進んだが、子供が生まれ無くなって少子化と騒いでいる企業や学校関係者、そして政策も考えなかった政治家等おバカな大人達が自分の不始末で有る事に反省もしないで、騒いでいるだけだ、何ともお粗末な国だろうかと嘆かわしくなる。
世界を見てやろうと、25歳に欧米に行く機会が有った、会社を訪ねていたので内部は観察できた、余り人がいない、従業員が多い会社でも本社はゴチャゴチャしてない、事務系と企業トップは本社だが、工場関係は少々田舎に有り、支店営業所は別に有る等分かれていた。
事務と言っても経理作業や営業事務作業は外に外注する傾向に有った、そこで働く女性は皆中高年齢層で若い子は見なかった、明らかに日本とは違う社内風景だ、子育て中でも働きに出る、中年になっても働ける場が有るのが欧米の大会社なのだ、そしてそんな会社がNYやロス、サンフランシスコ等知られた都市に有るのは稀で、分散して居る。
反して日本は会社は東京や大阪等都会に有るのが常識的に考えられている、こんな差を見たのが半世紀前だ、欧米は働く場を自由に選び、時間も9時から5時でない、就職も高校卒も大学卒も一堂に集めて会社の経営者の訓示を聞くのではない、必要な時に補充する、銀行の窓口の女性が常に募集がされている、人の移動が多いからで、これにも驚く。
英国でも暮らしたが、白人が多いと思って行ったが、多くのアフリカ系の黒人や中国人、中近東人等人種のルツボで有った、日本で言う3Kの仕事は彼らが行ない、白人はそんな仕事はしない。
しかし日本はトイレ掃除でも日本人が行う、単調な仕事は移民者が行う等職場の差や行なう仕事に明かに差がある社会だ。
そんな時代背景でも50年前なら移民は3Kと決まっていた。それが今日でも移住者の国が多様化しているから、基本は変わらない。
人手不足と言う言葉が有るかどうかは知らないが、人種を選ばないから、人は入って来る、今ドイツではその数が多過ぎて困っている、ウクライナから脱出している人が多いから国に依っては人余りだろう。
日本は地方と都会との差が有り過ぎる、新幹線なんかを全国に走らす必要はない、これにより田舎の人が都会に出たがるのだ、人手不足を政府絡みで行って居るのが日本で、これでは根本が変わらないから、永遠に続く、子育て支援を行い、都会に住みたい人には重税を掛ければ良い。
それを財源にして都会と地方の差を減らせばよい、政策がない国が日本で、お粗末としか思えない、50年前から海外を見て来たが、日本の仕組みは間違っている、都会に人とカネが集まり過ぎている、これを平準化するのが政府の役割で、人数を減らす事だ、霞が関には国家公務員が控えているので、彼らを使えなよい、余りにも政治家は暇過ぎるのがネックだ。