アメリカの大統領選はトランプの負けだが敗北宣言はしてない、儀式上?これを行うのが習わしの様だ、今やトランプ一族以外は見放した感は有るがまだ共和党サイドからの正式な発表はない、民主党よりインテリ層が厚いかと思っていたが前回の選挙でのトランプ降ろしがなかった事を思えば、意外とおバカさんの多い政党かなと思える、そもそも今回の醜い争いの原因はトランプの4年間が世界の常識から逸脱した言動や行動に有る、それを「分断」と言うが、共和党メンバーでなくても彼の人格と言うか品格は褒められた人物でない、彼の名を始めて知ったのは彼がまだ40歳前の頃だから34年位前だ、随分古い時代だが当時日本はバブル時代でアメリカへの投資が盛んで有った、投資と言っても金額が多いのが不動産関連で、当時を思えば日本がおバカさんで有った、実体のないお金でアメリカを買おうとしていた連中が沢山いて銀行もジャブジャブ貸し出していた。
当時筆者は主にシリコンバレー周辺のハイテク産業の調査やコンサルしていたが短い期間で有ったが不動産のM&Aにも関わった、この関連でNYではトランプが勢いの有る人物として知った、当時彼は日本が買い漁るNYの状況に嫌悪していたと聞いていた、名の有る物件を買いの対象にしていたから目立つのは事実、ロックフェラービルの買収に動いたのが丸の内の地主でダイヤモンド印の会社です。評価以上の価格で買わされたと批判が有った、その後日本のバブルが弾けて多くの投資案件から手を引いた、ロックフェラービルも売り出したと聞いた、トランプは紆余曲折の人生で開発物件で多くの失敗をしている、会社の倒産も多く、日本なら落ちる一方の人生だろうがアメリカはチャレンジの国だか借金しながら這い上がった、しかし不動産ビジネスはファミリービジネスでも運営出来るから彼のビジネスキャリアが大統領として活かせるかは疑問符で有ったが彼を選んだのはアメリカ人、彼の一連の行動や言動は受け入れがたいので短命で有って欲しいと思っていたし、弾劾裁判の成立を望んでいたが、これを乗り越えた、安倍が彼にのめり込んだのは何が原因かを知る人はいないだろうが、もしかしてゴルフだけかもしれがい。
日本はどちらかと言えば共和党との関係が良好で有った、民主党バイデンは今までの分断の修復に時間が取られるだろう、先ずEUとの絆となるだろうから日本は3番手位だろうと思う、この間にやるべきは中国とどの程度の距離感で行くかだ、習の国賓来日はキャンセルすれば良いとの考えを持つが経済関係は深く入り込んでいるから他国へ製造拠点の移動は簡単でなないだろう、日本への回帰は望むが人口計画で失敗しているから働ける人材層が希望に合わないと思われる、自動化やロボットでカバーできないしIT分野の人材もないのが日本の現状だ、日本の遅れと言うか空洞化は想像以上が現場に有るし管理職以上の人材難だ、トップと言ってもサラリーマン社長が殆どで頼りない。
急激な変化だが日本が長年怠った社会と企業の変化への対応、疲弊した人間関係、女性軽視が余りにも酷過ぎたのは事実、お茶くみが仕事の時代はとっくの昔の筈が未だに残っている、人材として活かしてこなかったから汚点を反省しても時間で取り返せない、欧米では首相も居るし大企業の社長も居るのが今、使えない男性老人天国からの脱却は急ぐ、人材育成に取り組み、これからはアジアの中でNO1となれる信頼感、経済交流を見直す、中国へ余りにも産業を移転し過ぎたのは事実で、結果なんだったのかを反省する、中国側有利な条件を受け入れるのか、NOと言って居られる状況ではないが、余りにも中国を金持ちな国にしまった日本、ドイツ、アメリカの対応は世界の注目となる。