不穏な妻

後記

久しぶりにブログ用の漫画を描こうと思い立ち、
アイデアノートから約十年前に思いついてタイトルとネタ一本だけ書いてあった「不穏な妻」を選びました。

描こうと決めたら設定とかする前にネタが大体揃ったのでそのまま描いています。
なのでなんだか全部中途半端な出来になってしまいました。

絵に関しては近い将来つけペンで描くのがしんどくなりそうなのでミリペンを試しています。
（「おちんちん物語」の後記でもおんなじこと書いてますが…。）
たしかに体力的にはかなり楽ですが、
今の絵はつけペンで描く前提の絵なので、もうちょっと考えないとダメかも。
線の強弱もどうしていいかわからなかったので、今回はつけずに描きました。

という訳で話も絵も中途半端になってしまって申し訳ありません。

（２０２４年６月１日記）

おちんちん物語

後記

この作品は今年の初めごろ思い付いてアイデアノートに書き留めていたものです。

アイデアノートにはタイトルや設定らしきものが数十本、殴り書きしてあるのですが、
新型コロナでの自粛期間を利用して、
雑誌で使えそうなものがどれくらいあるのか見返してみました。

「コレ」は完全に雑誌では無理だけど面白そうだなと感じました。
―と、同時にネタが頭に浮かんで来て４頁分揃ったので、
今回絵の練習も込みで描いてみる事にしました。

全てミリペンで描いてみました。
以前やろうとして、いろいろあって断念したのですが、
今回は絵自体が単純だし、話にも合っていると思ったので試してみる事にしました。
やっぱり付けペンで描くよりは圧倒的に早いし楽ですね。
それに変にペンタッチが出ない分ポップになる気もするし。

近い将来体力的にも厳しくなってくると思うので、
ミリペンでの作画も考えて、試して行こうと思っています。（２０年５月２１日記）

「階上の長谷川さん階下の石田くん」

２０年５月～「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」「おっきなネコ」「どきどきライフゲージ」に続く４コマです。

昨年１０月に「ライフゲージ」の連載終了の連絡と新連載の依頼をいただき、
例によってストックしていたアイデアノートから
「階上の～」と「純金戦士！インゴット」の２本の設定、キャラデザイン、ネタ見本を提出しました。

その結果、新連載は「階上の～」に決まりました。
（「インゴット」はその後ネタ出しをしてこのブログに掲載しています。）

「階上の～」はアイデアノートに
「階上の〇〇さん階下の〇〇くん」というタイトル名と
アパートの上と下の部屋に住む片思いの男女の話―ぐらいしか書いて無かったので、
サブキャラも含めて練り直しました。

長谷川さん、石田くんの名前については特に意味はありません。
普段からよっぽど作品と結びつきが必要な名前以外はなるべく迷わず付けるようにしたいと思っているので、
今回もパッと最初に頭に浮かんだ名前を付けました。

すでに２回目の原稿の納品も済み、３回目のネームも出来ていますが、
この先、自分でもどう話が展開して行くのかわかっていません。
それがちょっとストレスですが、楽しみでもあるので、
頑張って描いて行きたいと思っています。（２０年５月８日記）

猫忍‼

後記

「猫忍」についての詳しい経緯については、
サイドバーにあるカテゴリー「猫忍！」の冒頭をお読みいただければと思います。
尚「comic.jp」で配信されていた「猫忍」は、
現在「ねことも増刊～ポカポカ陽気にご機嫌な春のにゃんこ祭り♪～」の中に掲載され、配信されています。

今回UPした「猫忍‼」は二年前に「おっきなネコ」を連載スタートする際に上手く行かず、やり直しが続き、
次第に追い込まれる中で場合によっては「おっきなネコ」はやめて…と考えて、密かに準備しておいたものです。
結果的には「これで最後」と思って提出した「おっきなネコ」のネームが通ったので、
この「猫忍‼」のネームはお蔵にして誰にも見せる事なく放置していました。

ここの所、時間的に少し余裕が出来て来たので、
何か描こうと思った時に久々にこのネームの事を思い出して、
読み直して、一応、人前に出せる程度にはなっていたので絵の練習もかねて描いてみました。

内容的には連載の初回を意識して描いたものなので、
「ねことも増刊」として配信されているものといくつかネタがかぶっています。

「猫忍」は過去に描いた作品の中でも好きな物のひとつなので、
機会があればまた描いてみたいなと思っています。（２０年３月２１日記）

純金戦士！インゴット

後記

「純金戦士！インゴット」は昨年の初め頃に思いつき、アイデアノートに書き留めていたものです。
その後、今年の五月から始まる新連載の候補作の一本として設定をまとめ、昨年十月に提出しましたが、
雑誌のテイストと合っていない事もあって、選ばれたのは別の作品でした。

それでも思いついた時からアイデアそのものは面白いと思っていたし、
連載用に設置をまとめた時にネタも揃ったので、
今回、絵の練習もかねて描く事にしました。

正直、力のある、絵の上手な人が描けばもっと大きな作品になるアイデアだと思いますが、
これが自分の力だし、性質でもあるので仕方ありません。

何度も書きますが、アイデアそのものは面白いと思っているので、
機会があればまた描きたいと思っています。（２０年３月８日記）

猿山係長３

後記

以前描いた「まいなす」にチョイ役で出て来た猿山係長の第三弾です。

基本的にネタ詰まりする事がない作品で
日常の中でちょっとずつたまって行くので、
今後も定期的に描いていこうかと思っています。（１９年１２月１８日記）

くま くまっちゃう

後記

以前から一度「フルデジタル」で原稿を仕上げてみたいと考えていました。
その場合アナログのような絵は自分の技術では難しいので、
なるべく単純な絵を「滲み筆」を使って描く事を考えていました。

そんな中、数日前に頭の中に「くま くまっちゃう」というタイトルが浮かびました。
内容は熊が困ってる話だろう。
これなら単純な絵で描けそう。
―という事で描いてみようかと思いました。

でも、あまりにもありがちな駄洒落のタイトルなので、
例によって他に作品を描いてる人がいないか検索しました。

いっぱいいました。

「くま くまっちゃう」というタイトルで何かを発表してる人はいないようでしたが、
「くまっちゃう」を使って熊が困ってる（だろう）作品を発表してる人がたくさんいました。
（検索結果を見ただけで作品を一個一個読んだ訳ではないので、正確ではありません）

そんな訳で一気に描く気が失せてしまいましたが、
フルデジタルの練習と思って描く事にしました。

５分で設定を決めて、
３０分でネームを作って、
キャラデザイン等は省略しました。

作画に関しては「滲み筆」を使う以外は決めてなかったので、
トーンの使い方や背景の描き方などいろいろ逡巡しましたが、
下描きも省略したので、約３時間で完成しました。

ようするにその程度の作品なのでご了承下さい。
また、フルデジタルで描く事があるかはわかりませんが、
その時はもう少し頑張ります。（１９年７月２６日記）

猿山係長２

後記

猿山係長は
以前描いて、このブログに載せている「まいなす」にチョイ役で出て来たキャラです。

最近、原稿を描く量が激減しているので、
ちょっとずつたまっていたネタを集めて描いてみました。

以前にも一度描いているので「２」としています。

相変わらず良くわからないキャラですが、
楽しんでいただけたら幸いです。（１９年５月２０日記）

「どきどきライフゲージ」

１９年５月～２０年３月「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」「おっきなネコ」に続く４コマです。

昨年９月に「おっきなネコ」の連載終了の連絡と新連載の依頼があったので、
「どきどきライフゲージ」と「猿山係長」「かっぱばし」ともう一本の計４本の企画案を提出しました。

個人的には「かっぱばし」に興味（？）があったのですが、
雑誌のカラーなどを考えるとおそらく「どきどきライフゲージ」だろうなと思っていたら、
やっぱり「どきどきライフゲージ」に決まりました。

「かっぱばし」についてはその後、ネタ出しをして作画、
このブログに掲載しています。

「どきどきライフゲージ」はいつものように「アイデアノート」に書き溜めていたモノの中から選びましたが、
いつ思いついたかは覚えていません。

ノートには主人公とその妻の事ぐらいしか書かれていなかったので、
前妻や猫について、また「ライフゲージ」を各ネタのタイトルに使う事はプロットを考えていく中で思いつきました。

新連載の依頼から約１０日後「設定」「キャラデザイン」「見本のネタ」を４作品分送り、
即決で「どきどきライフゲージ」に決まりました。
いつも回答が早いので、ホントに助かっています。

その後、連載初回の入稿の２月までネタを出し続けていましたが、
思っていた以上に出しやすかったので、連載がこの作品に決まって良かったです。

毎度のように書きますが、一回でも長く連載が続くように頑張りたいと思っています。（１９年５月１０日記）

おっきなネコ（旧）

後記

「おっきなネコ」は「プチロゼ」（秋水社）で３月まで連載していた作品ですが、
連載開始にあたって二度設定を変更し、ネームは６度提出しました。

当初、飼い主の女のコ琴子はアリスの源氏名で働くキャバ嬢という設定でした。
ビジュアルも性格も琴子の時とアリスの時とでは違いました。
主人公のドンはマイペースで自由奔放なキャラ、
作品自体はどちらかというとのんびり、ほのぼのした物でした。

一度はその設定でOKを貰っていましたが、
ネームの段階で「面白くない」という事になり、
設定を変更して行く事になりました。

結果、連載した作品では
キャバ嬢の設定はなくなり、ドンはやさぐれた存在となりました。

何度も同じ過ちを繰り返しますが、
ほのぼのした作品は自分には向いていない事をこの時も痛感したのでした。


今回UPした４コマは設定を変更して、ネームを何度も描き直していた時のボツネタ。
ソレをかき集め、再構成したものです。

最近、原稿を描く量が激減していたので、１月に描こうと思って準備していたのですが、
その１月に家族が入院する事になって延び延びになっていました。
内容的にどうという事も無い作品ですが、
「練習」という事でご容赦下さい。（１９年３月２３日記）