カワノヒロシ と かわのひろ

新作、旧作公開してます。画像等の無断転用は厳禁ですので、よろしくお願いします。

隣人

2008-08-21 09:35:50 | かわのひろの過去のお仕事

08年8月「別冊家庭サスペンス」(黒田出版興文社)

ネタ出しをする時はいつも街を歩き回っています。
すぐ出れば良いのですが
そんな事はほぼ無いのでグルグルグルグル歩き回ってます。
そんな時「看板」を立てている家を見つけました。
(内容は作品とは違いますが)
そういえば他にも看板を立てた家が近所にあったと思い出して
この話が出来ました。

ネーム自体は一年前にOKを貰っていたのですが
「掲載は来年の夏頃」と言われていた為この時期での掲載となりました。
(出版界もいろいろ大変なようです
・・・がモチベーションを維持するのも結構大変です)
なのでこの作品は実際には「忘れられていく」と「笑顔のために」の間に
ネームを作り、「笑顔のために」の後に原稿を仕上げています。
なぜ、こんな事をわざわざ書くかというと
ネームも絵もまだまだ手探りで毎回トライ&エラーを続けている状態だからです。

そういう意味ではモチベーション云々を言える立場ではまだ無いですね。



この子さえ生まれて来なければ

2008-05-16 02:25:16 | かわのひろの過去のお仕事

08年5月「子供の事件簿」(黒田出版興文社)

今年に入ってからいきなり雑誌の編集方針が変わり
それに沿って描いた最初の作品。
いまいち変更に対応出来ず
以前よりネームが通る率が落ちてしまいましたが
頑張って行ければと思っています。

絵の方は相変わらず手探り状態ですが
とりあえず今は下描きに出来るだけ時間を取って描くようにしています。
四コマを描くのに慣れてしまった身体には結構大変ですが。

笑顔のために

2008-05-15 11:16:20 | かわのひろの過去のお仕事

08年3月「子供の事件簿」(黒田出版興文社)

実はこの作品を描く前に前作と同じく「掲載はいつになるか解からないけど」
という条件の下、完成させた作品が二本あって(まだ未掲載)
そのうちの一本の子供が出て来る作品を見たからなのか
単に女性向け雑誌では難しいと思われたのか
「今後は『子供の事件簿』という雑誌用の作品を考えてくれ」
といわれて描いた作品。

特に子供の絵なんか描くと
つい四コマっぽくなってしまって…
まだまだ手探りの状態です。

忘れられていく

2008-05-15 10:52:02 | かわのひろの過去のお仕事

08年2月「別冊家庭サスペンス」(黒田出版興文社)

前作の原稿完成後すぐにネームにかかり、OKを貰うも
「掲載はいつになるか解からない。それでも良いなら」という条件付。
結果として掲載は半年後となりました。

自分としてはストーリー物を描き始めたばかりで
勉強させて貰っているという意識で取り組んでいるので
納得しているつもりなのですが
やっぱり形になって出て来ないというのは
こういう仕事をしてる身としてはなかなかキツイ部分もあったりして…。

現在の世の中の経済状況などいろいろな要素でこういう事になっているのですが
それでも力のある人はそんなの関係なく仕事をしているのだから
自分も着実に力をつけて
早く必要とされる人間になりたいものです。

いじめの記憶

2008-05-14 11:05:23 | かわのひろの過去のお仕事

07年7月「怖い女の仕返し」(ぶんか社)

「かわのひろ」としての活動が始まった。
といえばカッコいいけど
実際には絵柄もストーリーも力不足。
さらに雑誌の方向性を理解していない
ぽっとでの新人になかなか掲載の機会が回って来るはずも無く
前作の掲載が決まってから半年以上経って
ようやく二作目の掲載です。

ストーリーは当然なのですが
絵柄の自分の中での定着に苦労しています。
なにしろここ十数年ギャグしか描いて来なかったし
さらに担当の方から「女性向けに線をもっと細く」という要望を受け
絵が下手なのを線の太さでごまかす事も出来ず
未だに苦労していますが
こればっかりはすぐに改善できるわけも無いので
毎回ちょっとずつテーマを決めて進歩して行ければと思っています。

誰も来ない場所で

2008-05-14 10:39:41 | かわのひろの過去のお仕事

07年3月「怖い女の仕返し」(ぶんか社)

四コマやショートだけを描いて漫画家として生計を立てていく事はかなり難しく
また、元々が変則的な作風だったため
たまにオーソドックスな作品だけを描く事に満足出来なくなる事があり
かといって、ギャグで変則的なものをまた描いてしまうと
オーソドックスなものと両方がダメになってしまう可能性が高く
そんなモロモロの事からここ数年、年に1、2本ですが
ストーリー漫画を描いては投稿を続けていました。

が、やっぱり根本的な所を勘違いしたままの変則的な作品(絵柄も含め)が
受け入れられるわけも無く
なかなか思うようには行かなかったのですが
これも四コマと同じくあるきっかけで劇的に変わる事が出来ました。
(「三色にゃんこ」参照)
といってもこの作品も絵柄の問題で全面描き換えになったりして
決して順調に行った訳では無いのですが…。
いずれにしてもこの作品から「かわのひろ」としての活動が始まる事になります。

ちなみに何故「かわのひろ」かというと
ひとつは四コマ系と分けたかった事。
もうひとつは掲載雑誌が女性向けという事もあり
編集の方から「女性もしくは中性的なペンネームにして」
という要望があったからです。