「階上の長谷川さん階下の石田くん」

２０年５月～「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」「おっきなネコ」「どきどきライフゲージ」に続く４コマです。

昨年１０月に「ライフゲージ」の連載終了の連絡と新連載の依頼をいただき、
例によってストックしていたアイデアノートから
「階上の～」と「純金戦士！インゴット」の２本の設定、キャラデザイン、ネタ見本を提出しました。

その結果、新連載は「階上の～」に決まりました。
（「インゴット」はその後ネタ出しをしてこのブログに掲載しています。）

「階上の～」はアイデアノートに
「階上の〇〇さん階下の〇〇くん」というタイトル名と
アパートの上と下の部屋に住む片思いの男女の話―ぐらいしか書いて無かったので、
サブキャラも含めて練り直しました。

長谷川さん、石田くんの名前については特に意味はありません。
普段からよっぽど作品と結びつきが必要な名前以外はなるべく迷わず付けるようにしたいと思っているので、
今回もパッと最初に頭に浮かんだ名前を付けました。

すでに２回目の原稿の納品も済み、３回目のネームも出来ていますが、
この先、自分でもどう話が展開して行くのかわかっていません。
それがちょっとストレスですが、楽しみでもあるので、
頑張って描いて行きたいと思っています。（２０年５月８日記）

「どきどきライフゲージ」

１９年５月～２０年３月「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」「おっきなネコ」に続く４コマです。

昨年９月に「おっきなネコ」の連載終了の連絡と新連載の依頼があったので、
「どきどきライフゲージ」と「猿山係長」「かっぱばし」ともう一本の計４本の企画案を提出しました。

個人的には「かっぱばし」に興味（？）があったのですが、
雑誌のカラーなどを考えるとおそらく「どきどきライフゲージ」だろうなと思っていたら、
やっぱり「どきどきライフゲージ」に決まりました。

「かっぱばし」についてはその後、ネタ出しをして作画、
このブログに掲載しています。

「どきどきライフゲージ」はいつものように「アイデアノート」に書き溜めていたモノの中から選びましたが、
いつ思いついたかは覚えていません。

ノートには主人公とその妻の事ぐらいしか書かれていなかったので、
前妻や猫について、また「ライフゲージ」を各ネタのタイトルに使う事はプロットを考えていく中で思いつきました。

新連載の依頼から約１０日後「設定」「キャラデザイン」「見本のネタ」を４作品分送り、
即決で「どきどきライフゲージ」に決まりました。
いつも回答が早いので、ホントに助かっています。

その後、連載初回の入稿の２月までネタを出し続けていましたが、
思っていた以上に出しやすかったので、連載がこの作品に決まって良かったです。

毎度のように書きますが、一回でも長く連載が続くように頑張りたいと思っています。（１９年５月１０日記）

「おっきなネコ」

１８年５月～１９年３月「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」に続く４コマです。

昨年秋に「DY」の連載終了の連絡と新連載の依頼があったので、
４本の企画を提出しました。

提出後しばらく経ってから本屋さんで「大きい犬」という漫画を発見。
内容的にはかぶって無いようでしたが「ちょっとマズいかな？」と思って
慌てて担当編集者に「企画そのものを候補から外すか、タイトルを変更しますか？」とメール。

担当者からは「どちらも必要ありません」の返信。
まあ、よくよく考えてみれば内容も全然違うし（ちゃんと確認出来てませんが）、犬じゃないし…。
それにその時改めて気付いたのですが「大きなネコが出て来る作品なんていっぱいあるじゃん！」
アレもアレも…。気付くのが遅すぎ…！

その後、新連載は「おっきなネコ」に決定しました。
しかし今年の２月下旬、実際にネームを提出してみると編集長から「面白くない」のひと言。

当初の企画はキャバ嬢と大きなネコのほのぼのした４コマだったのですが、
結局２度設定をやり直して、ネームを６回描き直して、今の形になりました。

私生活のゴタゴタと迫ってくる締め切りとで
一時は連載を辞退しようかと本気で考えましたが、
なんとか形になって良かったです。

今回の事も含めて改めて自分には、ほのぼの系は向いてないというのを自覚しました。
なんかうっすい仕上がりになっちゃうんですよね…。

「DY」は残念ながら短命で終わってしまいましたが、
今回は何とか長く続けられるように頑張ります。

ちなみにネコの名前「ドン」はキャバ嬢の飼い猫だったという当初の設定の名残です。（１８年５月６日記）

「DY」

１７年５月～１８年３月「プチロゼ」（秋水社）

約３年続いた「ドイプー」の後を受けて開始した４コマです。

以前作った個人誌「カワノヒロシのバラエティパック」に掲載した
女子幼稚園児を題材にした４コマ「JY」の男の子版です。

「JY」と比べると主人公が受け身のキャラなので
今から苦戦が予想されますが、なんとか急所を掴んで
「ドイプー」以上の長期連載に出来るように頑張りたいと思っています。（１７年７月６日記）


＊「プチロゼ」は女性向け成人誌ですので、ご注意下さい。

「ドイプー」

１４年１月～１７年３月「プチロゼ」(秋水社)
＊１～３話…１４年９月「今月のわんこ生活」(秋水社)に再録。
＊１４年１１月～「秋水社ORIGINAL」のクレジットで携帯サイト等で配信開始。

１３年に配信や掲載された「猫忍！」や「不機嫌そうなネコ」からの繋がりで
声を掛けて貰って描く事になった作品です。

「読み切りだけど、先もあるかも…」という事だったので
まずはプロットを三本提出。

ブログにも載せている「ポメのすけポメたろう」。
「猫忍！」に一瞬だけ出て来たモモンガ忍を主人公にした「悲運！モモンガ忍！」。
そして「ドイプー」。

結果「ドイプー」が採用となり
ネームを三本提出。
原稿完成後に無事連載決定となりました。
一回でも長く連載が続くように頑張りたいと思います。

あと、「ポメのすけ～」も「モモンガ忍！」も時間と機会があれば
どこかで描きたいと思っています。


＊「プチロゼ」は女性向け成人誌ですのでご注意下さい。

「不機嫌そうなネコ」

１３年６月「ねことも」（秋水社）
＊１６年４月１２日から「ねこともvol.26」の一作品として配信開始。
＊１６年１２月６日から「ねことも増刊vol.3」の一作品として配信開始。

これは１２年８月頃、投稿漫画コーナーに送った作品で
原稿の返却期限も過ぎていたので
「猫忍」の携帯サイトへのUPの話が来た時にも了解を貰って
このブログに載せていたら
二カ月ほどたって「本誌に掲載します」と別の編集の方から連絡があり
慌ててブログから削除したという作品です。

自分としては珍しくストーリー仕立ての４コマになっていて
ベースは以前描いた「三色にゃんこ」に少し似ています。

「猫忍！」

１３年５月２１日から「comic.jp」で携帯配信開始（すでに終了）
１６年４月１５日から「ねことも増刊」として配信開始

この作品は実は最初、某猫漫画雑誌でボツになった作品で
その時は６ページでした。

原稿が戻って来た後
一度はこのブログに載せようと思っていましたが
作品自体に未練があったので
あらためて、秋水社の「ねことも」という雑誌の新人作品募集コーナーに
２ページ削って送ってみる事にしました。

結果、本誌には載りませんでしたが
「comic.jp」という携帯漫画のサイトで配信して貰える事になりました。


なお、この作品をご覧になる場合は「４コマ１０円読み放題」等にご登録のうえ
別途パケット通信料がかかりますのでご注意ください。（１３年５月２１日時点）



追記
「comic.jp」での配信が終了し
あらたに「ねことも増刊～ポカポカ陽気にゴキゲンな春のにゃんこ祭り♪」に収録され
いくつかのサイトで配信が開始される事になりました。

表紙には扉絵に着色して貰ったものが採用されています。

なお、この作品をご購入いただく際にも
別途通信料がかかりますのでご注意下さい。（１６年３月２６日記）

ズボラ流 お嫁さんのワル知恵袋

０９年６月「ほんとうにこわい嫁姑・別冊付録」

「嫁姑バトルを解消する生活の知恵をテーマに」
という依頼で描きました。
生活の知恵といっても特に持ち合わせていないので
昔やったバイトをあれこれ思い出して描きました。
もちろん僕はこんな事しませんでしたけどね。
ホントですよ！

それにしても創作の全てが経験から来るものではないけど
無駄な経験なんてひとつも無いのは実感します。
漫画を描く上で技術を身に付ける事は大事だけど
（僕みたいに技術が無さ過ぎるのも問題だけど）
普通に生活して、経験する事はもっと重要です。

まあ「お前が言うな」と身近な人間は言うでしょうけど。

「血液型自己分析 最終解答」用ショート、四コマ

０９年４月「血液型自己分析　最終解答」（一水社）

昨年出た「だからB型は嫌われる？！」の流れで来たお仕事。
パイロット版用にまずショート４頁を一本描いた後
正式にさらにショート４頁を２本と四コマを７本描かせて貰いました。

あまり時間の無い中での作業となりましたが
それなりに楽しんで描く事が出来ました。

ショート、四コマ
それぞれ共通する所もあり、違う所もあるので
今後バランス良くお仕事が出来たらいいなあと思ってます。

覗いちゃおう！頭ん中～ABO式嫁姑バトル～

０９年４月「ほんとうにこわい嫁姑・別冊付録」（宙出版）

隔月で付く別冊付録の方で
「姑の頭の中を覗いてみたら」というテーマで特集を組むので
「出来れば血液型を絡めて描いてくれ」という依頼で描きました。

ここの所ショートのお仕事をちょこちょこ遣らせて貰っていて
大きなコマを使って描く事が
普段四コマの小さなコマの中で描いている身としては楽しかったりします。
もちろん四コマでネタがキレイに決まった時の楽しさも大きいのですが
困った事にコレがなかなかありません。

内容的にはちょっと他の作家さんとネタが被った部分がありましたが
同じテーマで何人かで競作する場合仕方ない・・・ですかね？

扉絵に関しては
前回別冊付録で描いた際、表紙に使って貰ったのと
今回もソレらしい事をちょっと言われてたので
意識的に転用しやすいものを描きました。
でも、個人的には中表紙に拡大された姑の絵のインパクトが気に入っています。
上手い事やってくれて感謝しています。