カワノヒロシ と かわのひろ

新作、旧作公開してます。画像等の無断転用は厳禁ですので、よろしくお願いします。

わかばマークな若女将

2008-05-10 16:59:41 | カワノヒロシの過去のお仕事

02年11月「まんがくらぶオリジナル」(竹書房)

四コマを描き始めてから本当にお世話になっていた
竹書房の担当の方にいくつか連載が決まった事の報告を兼ね
ネームを見せに行くとネタにダメ出しはあったものの掲載が決まった。
この業界、仕事は集まる所に集まる。
それをあらためて実感しました。
ただ、それを継続しなければなんの意味も無い訳で
その事も後に実感しました。

快晴!すずめヶ丘

2008-05-10 16:38:53 | カワノヒロシの過去のお仕事

02年10月~03年2月「ペイントロジック」(萩島出版)

この頃は漫画を描き始めてから初めてのプチバブルともいう時期で
(といってもホントにプチですが)
何故か仕事の依頼が相次ぎました。

この仕事は知り合いの漫画家さんから
新しいパズル雑誌で漫画家を募集してるから
プレゼンに参加しないかと声をかけられ決まった仕事です。

いろいろあって五回で終了してしましました。
どれも五回以内で連載が終了してしまうのは
自分で「何故か」が解かっていない事が原因だったと思っています。

うきうきテニススクール

2008-05-10 16:22:44 | カワノヒロシの過去のお仕事

02年10月~11月「まんがタウンオリジナル」(双葉社)

「事件ですよ!」の持込みの時に
新雑誌用に依頼されたネームがこれ。
こちらは2回の短期連載でという話で始まり。
その通りに終わりました。
人気があれば当然続く物なので残念。

この頃になってようやく中途半端な状態からは抜け出しましたが
まだ、確かなものは掴めていなかったように思います。
その事が後に迷いとなって現れます。

まあ、今だって確信なんて無いんですけどね。


事件ですよ!

2008-05-10 15:58:59 | カワノヒロシの過去のお仕事

02年10月~03年2月「まんがタウン」(双葉社)

竹書房で何本か掲載されたものの
なかなか読者アンケートの結果が付いて来ない為
当然ながら掲載のチャンスも巡って来ない中
双葉社に持ち込んだ作品がこれ。

観てくれたのが上の人だった事もあってか
その場でとりあえず短期でという条件付きながら連載が決まる。
今までそんな経験が無かったのでビックリ。
さらに同じ月に新雑誌が立ち上がるので
それ用のネームを描くように依頼され
さらにビックリ。

結果的には五回で終了してしまいましたが
貴重な経験をさせていただきました。

フジがいるから

2008-05-10 15:35:32 | カワノヒロシの過去のお仕事

02年8月「まんがくらぶ」(竹書房)

「アクション」を離れた後も変則的なストーリーギャグを
いろいろな出版社に持ち込んでいましたが
自分の想像していたよりも敷居が高く、なかなか理解して貰えませんでした。
それまで担当編集者とぶつかる事もありましたが、
皆、基本的には受け入れてくれていたので
この時になって初めて自分は恵まれていたのだと気付かされました。

否定される日々が続く中
次第に何が面白いのかも解からなくなり
作画の途中、ネームの途中で作品を投げ出すようになりました。
また、このまま変則的な作品を書き続けて行けばいつか煮詰まり
おそらく漫画で生計を立てて行く事は難しいだろうと考え
思い切ってオーソドックスな作風への転換を図りました。

そうして、まずは作品を仕上げるという事に重点を置き
作画に掛かる時間の短い四コマを描く事にし、
三種類の方向の違う作品を三つの出版社の新人賞に投稿。
唯一認めてくれた竹書房で担当の方に自分の現状を話し、
絵柄も含めて作風の変更を考えている事を伝えました。
そして、月に二度三度と持込みを続けましたが
担当の方は嫌がる事無くいつも直接会ってアドバイスをくれました。

新人賞から新人コーナーを経て
ようやく読みきりとして掲載されたのがこの作品です。
ハッキリ言って何もかも中途半端な作品です。
作風の変更と一口に言ってもなかなか上手く行かないものです。
それでも載せて貰えたのは定期的に結果を出してあげないとという
担当の方のはからいだったと思っています。
ありがとうございました。

バッティングセンター職人

2008-05-09 11:51:34 | カワノヒロシの過去のお仕事

00年7月「アクション」(双葉社)

「A級八段」と共に預けていた作品。
当初こちらは載る予定は無かったので
他の出版社にあらためて持ち込む為連絡を入れていました。
が、急遽「代原」で「アクション」に載る事になったストーリーギャグ。

変則的な作風のストーリーギャグとしては
掲載された最後の作品になりました。
それもあってかこの作風としてはピークに達した作品です。
もの凄いちっさな山ですが。

A級八段

2008-05-09 11:31:28 | カワノヒロシの過去のお仕事

00年6月「アクション」(双葉社)

力不足はもちろんの事
変則的な作風もあってなかなか掲載のチャンスが巡って来なかったのだけど
売り上げ不振から「アクション」がエロ路線に行くという事になって
担当の人が「最後だし載せてあげる」とねじ込んでくれたストーリーギャグ。

久々に読んでみたけど面白い。
今やオーソドックスな作風に変わった自分だけど
根っこの所ではこういうのが好きなんだなとあらためて思いました。
当時は逆にちょっと弱いと思った作品だったから
ホントにイッちゃってたんだな。あの頃。

機会があればこのブログにアップしてみようか…
でも、ちょっと厳しいか?

新妻トモちゃん

2008-05-09 11:02:56 | カワノヒロシの過去のお仕事

97年9月「ビジネスジャンプEXTRA」(集英社)

ビジネスジャンプの月例新人賞に引っかかって
描かせてもらったストーリーギャグ。
前三作に較べるとだいぶマトモになってきたけど
やっぱり変則的な作品。

読者アンケートでは良くは無いけど
新人としては、まあ悪くは無い。
という事で担当の人と「トモちゃん」シリーズで5,6本
ネームを描いたけど上手く行かず。
残念。

名人戦激闘譜 益田浩三vs犬山善治

2008-05-09 10:39:04 | カワノヒロシの過去のお仕事

94年9月「コミックGUYS」(学研)

「真剣師 花村一二三」からの流れで描いた
将棋を題材にしたストーリーギャグ。
これもかなり滅茶苦茶。
当時の俺に注意してやりたい。

「月下の棋士」はヒットしていたとはいえ
やっぱりマイナーな印象はぬぐえない為
「将棋物はもう止めましょう」と担当の人に言われる。
確かその翌年、羽生の七冠フィーバーが巻き起こった。
残念…でもないか。
その恩恵がこぼれて来るような位置にいなかったし。

真剣師 花村一二三

2008-05-09 00:38:20 | カワノヒロシの過去のお仕事

95年8月「コミックGUYS」(学研)

新人賞受賞から約一年
かなり苦労しながらやっと仕上げた作品。
今も好きな…といっても見るだけだけど。
将棋を題材にしたストーリーギャグ。

久々に読んでみようと思ったけど
かなり滅茶苦茶な作品で断念。
当時、作品名こそ挙げてなかったけど
おそらくこの作品を批判したコメントを出していた
将棋専門誌の記者の気持ちがわかる…かな?