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きょうの東京は雨。
予想最高気温は24度と、
これまでに比べると少し涼しく感じられそう。
でも湿度が高いですね…
高い湿度は、体温調節がうまくいかず
疲れを感じやすくなるそうです。
ぬるめのお風呂でゆっくり温まる.
しっかり睡眠をとる.
そして自分に合った気分転換など
セルフケアで心身ともにリフレッシュし
梅雨の季節を乗りきりたいですね。・゚ ꕤ
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ピアノ曲で雨にまつわる曲といえば
ショパンの『雨だれ』
24の前奏曲(プレリュード) Op.28 第15番
でしょうか☔
レッスンで取り組む生徒さんも多く
“雨だれ”誕生の裏にあるエピソードも
必ずお話ししています。
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当時ショパンは地中海に浮かぶマヨルカ島の
もともとは修道院だったところに
恋人ジョルジュサンド、彼女の子供たちと共に
長期滞在していました。
しかし、持病の肺結核をこじらせてしまい
生死の淵をさまようほどに…
ある日、サンドが買い物に出かけた際、
強い雨と風に見舞われ帰れなくなってしまいました。
深夜、彼女がようやく修道院に帰ると
ショパンは不安に震えながら
作曲したばかりの曲を弾いていました。
その曲こそ『雨だれ』なのです。
愛するサンドと共に聞いた雨音.
そして死の淵をさまよう中で聞いた雨音.が
刻み込まれています。
ジョルジュ・サンド回想録にはこうあります。
この夜の彼の作品は、
マヨルカ島のヴァルテモ―ザ修道院の瓦の上で反響する
雨のしずくに満ちていたが、そのしずくは
彼の想像と音楽のなかでは
彼の心に天から落ちる涙となっていた
エピソードを知って聴く(演奏する)と
見える世界.聴こえる世界が変わってきます。
雨の日にもピアノの音色とともに .・*・♫
心穏やかにお過ごしください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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