脚本 ☆
映像 ☆
演技 ☆☆☆
子役 ☆☆☆☆☆
意外性 ★★★★
といった感じ。
相葉雅紀主演のホラー「それがいる森」
相葉君は妻の父親(勤務先の社長)と折り合いが悪く、東京に妻子をおいて福島にUターン中の若い父親役。
移住3年目、高級オレンジのハウス栽培が軌道にのりつつあるところに、家出したという小学生の息子がやってくる。
物語では父子の関係と、小学生の友情を主軸に、森にいる”それ”の脅威が描かれていく。
脚本はツッコミどころが多すぎた。
特に”それ”の正体に悪い意味で裏切られたので、黒い★を付けた。(ただ意外性だけはあった。意外性だけは)
映像は全体的に安い。
演技は上手いというのとは違うが、ハウス栽培をしている相葉君が、はまっていた。相葉マナブをやっているからか?
子役が良かった。演技がすごくいいわけではないが、息子役の子(ジュニアの子)は雰囲気があったし、その友達ユウジ役の太った子は良い味を出していた。
そして何よりマユちゃんが可愛いかった。ググっても子役の名前が分からないくらいのチョイ役だが、ひたすら愛らしく、作品中の癒しポイントを一人で担っていたと言っても過言では無い。彼女にいろんな作品から声がかかる事を祈りたい。
いつも行く映画館が市内・近郊で一二を争う不人気館なのと、レイトショーなのもあって、客は僕以外二組だった。風体からいってジャニーズファンではなさそう(熟年夫婦とおじさん)なのに、あえてこの映画を見に来た愛すべき暇人に、なんとなく親近感を覚えた。
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