私のような昔人には、今の西洋バスタイプの風呂にはなかな
か馴染めない。
テレビなどで正しい入浴方法と紹介される番組を観ると湯面が
胸のあたりから下に位置して入るのがいいらしい。
ところが、幼い頃から首までしっかりつかり「百まで数えて」と言
われて育った人間には、今のバスタイプで首まで浸かろうする
ると、頭を前屈させ両足をくの字に広げ我が息子をじーっと見
つめる事になるのだ。
風呂場の構造上1300タイプのバスタブ以外取り付けられな
かったのが原因であるが、その姿勢での10分入浴は相当な
負担になってしまう。なによりみっともない。さりとて起き上が
った状態で胸下入浴だと、なんか物足りないし、5分位の入浴
では、さらに物足りなさが増す。
昔の様な状態で「ああ~、良い湯だ」とのんびり入浴するには
銭湯か温泉胃行くしかない。車で15分の場所に自然温泉はあ
るが、それとて毎日となると大事になってしまう。
自前の風呂を造れあば良いとは思うがそうもいかない。
ストレス解消の為の入浴がストレスを溜めるような気がして、我
が家の風呂は嫌だが、我慢以外のなにものでもない。
これも人生。ポジティブに考えよう。
<紅舞踊団:楽屋>
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