一般的に、引越ししてくると、最初は親切そうに近いずいてくる。お互いにどんな人種か気になるのだ。お互いに近ずいてくる相手が、どんな人か探りをそれとなく入れる。自分と暮らし水準が同じか、否か、さりげなく探りを入れる。あまりに近ずぎ過ぎると痛手を食らう。遠すぎると、たまらなく孤独感を味あう。あの有名な明治の文豪の夏目漱石も、草枕で、知に働けば、角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ。とかくに、人の世は住みにくいと書いている。全く、その通りである。人間社会とは、なかなか大変厄介な世界だなあと、蛙目線で観察しています。お付き合いなるものは、あまりにお互いに入り込んでも、入ってこられ過ぎても、ご近所ほど厄介なものはない。こじれるとお互いに、気まずい存在になる。近場故、必ず顔をあわす存在だ。人間関係がよいときなら良いのだが、人間は感情の動物である。機嫌が悪いときや、虫の居所の、悪い時に、小さな事件でもおきれば、それは、感情的に走って、冷静ではいられない。ご近所のお付き合いは、つかず、離れず、程々が良いように思う。この古家の小父さんは、人付き合いが大の苦手である。煩わしことも大嫌い!。ある意味で自分の好きなことをしているのが、一番幸せなのである。この小父さんには、ご近所のお付き合いにはあまり縁がなさそう。とかくに人間社会はむずかし。特にご近所さまとのお付き合いはさらに難しい。蛙目線で書いています。
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