早朝の書き込みの続きになります・・・
久玉の堤防で少し育って大きくなっていたサバ子やアジの新子にひどい目にあわされて
そそくさとかなり水深のある宮崎の堤防へと陣を変えて老骨に鞭打って重い荷物をぶら下げて何度も釣り座へと運んだ
終了したときにはもう、座り込んでしまい体力の回復までに暫くかかりました・・・
三年位前まではこんなことはなかったのになぁ・・なんて思いながらやはり昔から還暦を境に体力は愕然と落ちてくるなんて言葉を
身に染みて思い出しました・・
あと何年こうやって釣りができるのだろう? まぁ体力の限界まで釣りを続けることは間違いないのだが・・果たしてあと何年?
考えると寂しさが込み上げてきたのでもう考えないようにした 考えてみたってこればかりはどうにもならないことだからねぇ(^^;)
さて、いよいよ付けエサに生さなぎを三個さして海中めがけて投入・・・
なにもアタリがない・・何度も繰り返したがな~ンにもアタリがない もちろんエサもそのまま針に付いている
これはいいぞぉ・・
海面には今や待ちくたびれたぞと言わんばかりにサバ子やアジの新子が無尽蔵に浮いている
こいつらはサナギを喰らうことは滅多にないから安心して釣りが出来る^0^
置き竿をしたまま5Bのどんぐり浮子は竿の真下でボトム近くまで沈んでいる ここでリールからの道糸をストップしている
今はまだ引き潮だから喰ってこないかなぁ・・この堤防ではカニとサナギは引き潮でアタリが出た試がないなぁ・・・
なんてことを心細げにつぶやきながら 時間を持て余すなぁ・・なんてことになって道具箱の中の整理とか周りの散らかっている風景を見て
暫く堤防の掃除などをしながら時を待った。
さぁ、最干潮になったようだ いそいそと本格的に戦闘態勢に入る
満潮の流れが堤防の前まで流れてきだした そろそろかな・・なんてことを思いながら待っていたのだが一向に竿先はピクッともしない。
あぁ・・申し遅れましたが拙僧はカニ餌とサナギを使用する時はフカセ釣りをしていても殆ど海底スレスレで底釣りをやっておりますので
竿先でアタリをとっておりまする^^
だから使用する竿もガマカツのチヌ競技スペシャルの0号5.3mかダイワの銀狼、王牙0号5.3mを使用しております
これが一番竿先での食い込みが柔らくて抜群だから・・
さて潮が満ち返してもう、半分くらいになるけど未だにピクッともしない・・・
これは今日はもうダメかと思った瞬間一発目のアタリが出た、短い前あたりがでたその三秒後くらいにいきなり竿先が沈みだした・・・
大きな合わせをくれてやった・・・ガツンと何だか固い感じの感触だった あれ? 根掛かな・・?何も動きがない・・
そう思った瞬間に奴はゆっくりとまるで我が道を行くという感じでとんでもない重量感でぐいぐいと地を這うように悠然とあくまでもゆっくりと
左へ左へと進む・・この時すでに私の頭の中にダメだこれは絶対に上がらん・・少し恐怖さえ覚えた。
ジリジリとゆっくりと音を立ててドラッグから引き出されていく道糸・・このままでは奴の思うがままだ。。仕方ないからドラッグをほんの少し締めた・・
その瞬間竿先がフワッとまっすぐ伸びた・・
やられたか・・しかしあまりショックはなかった ありゃバレて当然だなぁ・・何度か怪物に遭遇してきたが今回のはまたとんでもない奴だった・・
そして心の中で、長生きしててくれよ・・いつかおいらがお前を必ず仕留めてやるからな・・そう祈っていた自分がいた
しかし少しばかりばかりでわあったが恐怖を感じたのは初めてだった・・今までに60cm級を何尾も釣ってきたけどそれすらも上回るパワー・・
怖かったよぉ(笑)
ということで今夜はここまでということでぇ・・
後の怪物の三連発はまた明日~
だって全部書くとメッチャ疲れること間違いなしやしぃm(__(m
↓↓は拙僧の手作り竿立て堤防用です 石鯛竿の竿受けを活用したものであちこちと溶接して作った優れものだよ^-^